- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822246952
感想・レビュー・書評
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ページ数、内容共に満足感が高い。実際に会社の現状を観察していると自身の違和感だったり思っていた事が、要点で抑えられていた。それらの要点を元に自分で頭に汗をかきながら考え抜き、実践し、体得出来るかがポイントだと思った。中でも心に響いた事は、「私たちは、自分が思っている以上に、自分、自分の組織、あるいは自分の国の事を知らない、知ることに時間を割こうとしていない」つまり、意思決定の最も根本的な問題は、怠惰にある。
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まだ社会人デビューをしていない大学生がこれからの就職するに際し、読むのであれば、これが良いのかもしれない。
文字間も非常にゆとりがあり(笑)、比較的初歩的な内容が丁寧な説明と共に記され、読みやすい。
ただ、すでにある程度経験を積んだ社会人にとっては、本書の分量の1/4程度で伝えたいことは伝わる気がする一冊。 -
「間違った意思決定をしてしまった時の企業はどう行動するか」といったテーマを博士論文で選んだ著者が書く経営意思決定について整理した本。論点を手早く理解するにはよいが、一歩踏み込んで理解したい人には物足りなく感じる。
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What managers should do, and should not do, in making strategic decisions ―
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P46950.html -
『戦略の原点』に続き読了。
ミンツバーグの「戦略とは、意思決定の積み重ね」を引いて、"意思決定"の重要さと課題について説いています。
よくある意思決定の病状として、「決められない」、「決め急ぎ」、「決めたはず」、「決めっぱなし」、「決めすぎ」を挙げていますが、確かによくありそうです。
ヒンドサイドバイアスやサンクコストバイアス、プロスペクトセオリーなど役に立ちそうな概念も説明されています。
さらっと読める内容で、少し軽い印象ですが、日本人が書くので翻訳ものと比べて読みやすいというのもあるのかもしれません -
Kodama's review
『採算など、合理性だけで経営判断ができるなら、社長は要らない。矛盾を抱え込み、一人で最後の決断をするのが社長の使命だ。』
(08.11.30)
お勧め度
★★★☆☆