- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822247447
作品紹介・あらすじ
近未来予測-日本の失業率は7%に迫る、アメリカ経済は2010年半ばに反転する。6人のエコノミストが迫る危機の深層と経済の展望。
感想・レビュー・書評
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リーマンショックのおさらいをしようと思い再び読みました。
経済素人にも、十分理解できました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学の授業の課題で出された本。
サブプライム問題発端にして、世界経済・日本経済が直面している諸問題をわかりやすく解説している。
データに基づいて書かれているので、読み手としても理解しやすい。 -
この手の経済本で、煽り倒すようところはほとんど見当たらない。表題どおりデータで斬っているからたいそう世界経済がよく分かる本である。金融危機が去り、本年09年3月を底にした経済回復期にあって、マクロの経済対策が妥当であるかないかをあえて見たい向きには、手ごろな経済本である。
問題数が30あり、それに対して答えている形式をとっているのも非常に面白くて野心的な試みでもある。金融政策についても的確な記述があり、考えを巡らせるのに非常に役に立った。娯楽でマクロ経済を楽しんでいるような筆者のような者にはうってつけである。
巻末にIS-LM曲線から見た経済もあって、中々よく出来ている。現実を眺めるために経済学を適切に使い込んでいるのよ。(‘-^*)/執筆者は小峰隆夫,岡田恵子,桑原進,澤井景子,鈴木晋,村田啓子、である。