- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822250881
作品紹介・あらすじ
なぜ、TSUTAYAが家電をやるのですか? なぜ、「活字離れ」の今、巨大書店を全国展開するのですか? 会員5000万人超の「Tポイント」のビッグデータがありながら、 経営は「勘」を重視するって本当ですか?
業界の常識を軽々と超え、革新を起こし続ける
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田宗昭社長に
川上蓉子氏が迫る。
感想・レビュー・書評
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今、成毛眞さんの『amazon』がベストセラーになっていますが、偶然、図書館でみつけて併読しました。
amazonの利用はやめられませんが、代官山の「蔦屋書店」には1度行ってみたいと思わされました。(地方在住なので行ったことがありません)
『amazon』と対比しながら読むと面白かったです。
前半の「蔦屋書店」のコンセプトは面白かったのですが、後半の内輪話はあまり、興味が持てなかったです。
2015年の出版で、「蔦屋書店」のよさはわかるのですが、やはり『amazon』と比べながら読むと、ちょっと古臭いかんじが否めなかったです。 -
2015年のインタビュー。代官山や武雄市、そして二子玉川のプロジェクトの後の何か漲るものに満ち溢れた言葉の数々に圧倒されます。「効率を求めることと、人を幸せになることは違う」という発言に、ある先輩が代官山蔦屋書店を評して「あんな生産性で商売なるのかね?」と呟いていたのが蘇りました。その後、数々の出版社の買収、GINZA SIXへの出店など効率では測れない仕掛けを繰り返しています。最初の志としてのTSUTAYAは日本で一番、エンターティメントを売っている会社なんだ、というビジョンが駆動力なのだと思います。一方で、世界的にはネットフリックスの大躍進やGAFAの動画に対するアプローチに引き回されるようにエンターティメント業界にも地殻変動が起きまくっています。そのキーは動画。地球を駆け巡るデジタルエコノミーの奔流の中で「日本で一番、エンターティメントを売る」会社、TSUTAYAはどうなる?どうする?幕末を思わせる激流の中、川島さん!もう一度、エンタの西郷どん、増田宗昭インタビューお願いします!ちぇすと、きばれや!
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ライフスタイルを提案する。
本を売ることではなく
テラスで考え事
走りながら考えること
普通の本屋ではなく楽しい本屋 -
言われていることは理解できるし共感できるところもあるが、図書館は違うよな。図書館は地域の文化や歴史を保存するという義務もあると思うので、単なる生活提案ばかりになってはいけない。
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2015年2月20日、東京。
「沖縄、盛り上がってるね。頑張ってね」
本書のインタビュイーである増田宗明氏に、そんな風に声をかけて頂く機会に恵まれた私は、「ありがとうございまフゥ⤴︎(裏声)」と当たり触りのない挨拶だけしか返せないという残念さを露呈しまくったんですが。
その日のテンションそのままに、翌日行った代官山蔦屋書店で本作を購入。ミーハー万歳。
いやだってさ・・・あの増田社長ですよ・・・。
増田宗昭と言えば、TSUTAYAの創設者。
TSUTAYAと言えば、20年以上前に与勝半島(ローカル)に突如舞い立ったポップカルチャーの一大発信拠点・TSUTAYA泡瀬店(移転前)ですよ←限定
地元のレンタルショップでセーラームーンがいっっつも借りられてて歯噛みしてた少女が、TSUTAYA泡瀬店(移転前)に初めて行った時の感動ったら筆舌に尽くしがたいものがあったわけですよ。
「おかあさーん! セーラームーンが、同じ巻が、こんなにいっぱいあるよ~~~!!」
と、訛り丸出しの声で歓声を上げた少女が、まさか成長してTSUTAYAで働くことになろうとは誰が想像できたでしょう←
自分のこと語りすぎである。
えーと、それだけTSUTAYAには思い入れがあって、そんなTSUTAYAを創設した増田氏にはミーハー通り越してリスペクトありあまるってことが言いたかったんです、はい。
閑話休題。
本作を読んでる最中、ずっと気になったのは、
「天地と小口の余白少なすぎィ!」
「だけど行間の白は目立ってるゥ!」
ということでした←
こういう本編内容に関係ないところで評価を下げる作品って、ほんっとにもったいないと思うんですよね。出版社さん、お願いしますよほんと…。
カンブリア宮殿とか経済誌とか、増田社長が出てらっしゃる番組や紙面はなるべく目を通すようにしてたんで、本作はそれほど真新しいニュースはなかったんですが。
ご自身の生い立ちなんかを赤裸々に語ってらっしゃるソースは本作が初めてだったんで、かなりビックリしました。
幼少時代、置屋のお姉様方のしどけない姿を目の当たりにする機会が多かったから、女性の感性やニーズにセンシティブな増田少年が育ったのかな。
安穏と現状に甘んじて何もしないくらいなら、失敗を恐れずに一見無謀なことでも挑戦しろ!っていうところは、ほんと低頭の思いで読んだです、はい…………。
【気になった点ピックアップ:かなり前に読み終わってたのにまとめてなかったから、ドッグイヤーの箇所からの安直な抜粋&改変に留まってしまったー(^◇^;)】
◎圧倒的なプロの視点でレコメンできる専門性が必要。
◎旗艦店はブランディングのために必要。時間と空間をシェアすることで世界観を伝える。
◎ネットとリアル、どちらもやっている強み=提案(直接性)・即時性はリアルでしかできない。
◎供給力を強化するではなく、需要力を上げるには、選ばれるお店にならなければならない。
◎理屈ではなく気分で提案するのも大事。お客さんのニーズを想定するのではなく(マーケットイン型)、自分の「嬉しい」を形にする(=プロダクトアウト型)
◎Tカードの構築するビッグデータを背景にした顧客価値の創出。
◎組織の理想は、「鰯の群れ」(リーダー不在、弱い個々が全体の中で行動)
◎自由であること、自由である個々人が並列に並んでアウトプットできる組織が理想。 -
わりと面白かった。小売りをどこまでクリエイティブに近づけることが出来るか。所詮リテールだと言ってしまえば、それでおしまい。
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TSUTAYAの母体であるCCCの増田社長と、日経BPの川島さんのインタビューをまとめた本。
文字が大きめで余白が少なく、珍しい装丁な気がする。(個人的には、あまり好きではないが…)
「へー」と思えるような考え方や、今まで知らなかった施策もあって興味深いところもあったが、もう少しインタビュー内容を分類し直してまとめた方がいいと思う。(自分は、気になった箇所をノートにまとめて、身になる形に変えた。) -
参考になった様な、ならなかった様な。
面白かった様な、そうでもなかった様な。
若干自慢話っぽいテイストも。
ピンポイントだが、TSUTAYAのルーツって、私が大学に通っていた頃に大学の近所にあったらしいことには親近感がわいた。 -
新しいスタイルの書店や家電店を展開し、図書館運営やポイントカード事業まで行い、従来のレンタルメディアを扱う事業から飛躍を遂げようとしているTSUTAYAを運営するCCC代表取締役の増田宗昭氏に事業展開や氏の生い立ちなどについてのインタビューを載せた一冊。
従来のレンタルメディア事業を行っていた時から氏の頭にあるのは同社は世界一の企画会社であり、生活提案の場を提供するということを念頭に置いておられ、そんななかで顧客の消費に対する価値観がサードステージに入ったなかで、書籍や家電を通じて更なる生活提案を行い需要を高めていく。そんな同社の歩みと氏の考えを読んで深く共感しました。
本書では自身の生い立ちも触れられており、稀有な幼少期を送られ、独特の感性が生まれたルーツを知ることもできました。
同社では利他の精神で人と接することを大切にし、その中でやるべきことを行う自由を社員の方に課してここまでの成長を遂げることができたと感じました。
氏の鋭い感覚と独特の感性で同社が掲げる「顧客価値拡大」と「ライフスタイル提案」をこれからどのように行っていくのかますます楽しみになる一冊でした。 -
枚方発祥のTSUTAYA、元々の蔦屋書店とは関係なく、それも創業者の祖父のやっていた置屋の屋号とは、、知らなかった。
躍進の目立つTSUTAYAだけにエピソードは豊富だが、創業者の自慢話の域を出ない。30年毎創業の頃にほぼ今の姿を描いていたというが。。。
サクッと読むには面白いが、対談形式のため読みづらい。
でも贅沢三昧の果てに、月の三分の二は世捨て猫だったりします。
雪国、、、雪下しとか大変でし...
でも贅沢三昧の果てに、月の三分の二は世捨て猫だったりします。
雪国、、、雪下しとか大変でしょうね。
猫は暑いのも寒いのもダメですが、特に雪が苦手。。。チョッと降っただけで、移動時間が3倍以上掛って。。。爪を立ててソロソロ歩いているのに、スッテンコロリンを何度するか。。。
アレ?何の話でしたっけ、、、
治療薬やワクチンが出来るまで我慢するのが賢明かと猫も思います。。。
本に関係ない話ですが…。
実は、北国の人も転んでいるんです。
よく東京に雪が降ると「転倒者が何名」とかニュースになったりしま...
本に関係ない話ですが…。
実は、北国の人も転んでいるんです。
よく東京に雪が降ると「転倒者が何名」とかニュースになったりします。
私も東京の人は雪に慣れていないからな~。
と思っていたら、私の知り合いが、雪で転んで、骨折して総合病院の整形外科に行ったら、骨折したした人が100人以上並んでいたそうです。雪国は、あまりに毎日骨折する人が多いので、当たり前すぎてニュースにならないだけだったのですね(^^;
「実は、北国の人も」
ですよねぇ、、、北国の方々が忍耐強いのは、雪との飽くなき戦いの賜物なのかも。
大雪の時は豊作と言って...
「実は、北国の人も」
ですよねぇ、、、北国の方々が忍耐強いのは、雪との飽くなき戦いの賜物なのかも。
大雪の時は豊作と言って、雪を敵視しないのも素敵です、、、