マンガでわかる 仕事の敬語

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822251635

作品紹介・あらすじ

社会人になった瞬間から、取引先や社内で信頼を勝ち取り、円滑に仕事を進めていくには、きちんとした敬語や話し方が不可欠です。しかし、誰しも無意識のうちに、恥ずかしい「間違い敬語」を覚えてしまっています。何冊もの敬語本のベストセラーを出してきた著者が、仕事のシーンごとに必要な正しい敬語とビジネス会話を、マンガを交えてわかりやすくひもとく、実践的に使える敬語の本。新入社員や就職活動中の学生はもちろん、アルバイトや若手ビジネスパーソンまで、すぐに使える言い回しやフレーズが満載です!

感想・レビュー・書評

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  • マンガでわかるとありながら、ほとんど文章の説明にページを割いている本。
    客観的に聞くと、たしかにおかしいよなと思うけど、多分、自分も言っちゃってることあるだろうなと思う言葉がいくつかあった。注意しなければ。
    「こちらが今回の資料になります」とか普通に言っちゃいそうだし(正しくは「こちらが今回の資料でございます」)。
    たまに、ビジネスマナー本でも「○○はお休みをいただいております」と言うように書いてある本があったようなきがするけど、この言葉はおかしいとのこと。まあ、どう考えてもおかしいと自分も思ってたので、おかしいとしれてよかった。「○○は休みを取っております」でいいらしい。
    後、最近よくワイドショーで聞く「不徳の致すところ」という言葉は最上級の謝罪らしい。そういうことなのか。何に謝罪してるのか分からなかったら意味はないと思うけど。
    ところで、転勤する上司は「頑張ってください」が駄目なのは分かるのだけど、「成功をお祈りしています」というのも何か違う気がする。多分、お祈りメールを何十通ももらった自分だからそう思うと思うのだけど。
    「痛み入る」という言葉は初めて知った。「過分な好意に恐縮する」という意味らしい。覚えておいたほうがいいのかもしれない。
    後、個人的には、お酒を断るのにいい言葉について書いてあるのがよかった。「不調法なものですみません。私はジュースで」とか「申し訳ないのですが、実は下戸なもので、ノンアルコールビールでお願いします」というのがいいらしい。下戸は知ってたけど、不調法は知らなかった。覚えておきたい。

  • 鈴木さん2名いる。
    恐れ入りますが、下の名前か部署をお伺えますか。

    宜しければ、私が御用向きを承りましょうか。

    かしこまりました。〇〇が戻りましたら、そのように申し伝えます。

    資料を添付いたします。ご一読願えれば幸いです。

    お持ちください。
    持参ください。❌

    お名前を伺っても宜しいでしょうか。

    人のことを知っている→存じ上げる
    物や場所を知っている→存じる

  • 間違いやすい敬語や知っておくと便利な敬語が紹介されています。
    敬語の基本、尊敬語、謙譲語、丁寧語を網羅的に学ぶのには向いていません。基本を知っている人がそれをブラッシュアップするのに良い本だと思います。
    私自身は当に敬語のブラッシュアップを目的に読んだので、とても良かったです。一度読んだだけでは、全ての言葉を覚えて上手く使いこなせそうには無いので、少し間を置いてから読み返したいと思います。

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著者プロフィール

本郷陽二(ほんごう・ようじ)

1946年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。光文社カッパブックス編集部を経て、編集企画プロダクション「幸運社」を設立。歴史・雑学・日本語からビジネス・発想まで幅広いジャンルの書籍で活躍。
主な著書に『頭のいい人が使っている敬語のルール』 『「どこか品のある人」の言葉づかい』 『おもしろ雑学 世の中のふしぎがわかる話260』 『もののはじまり おもしろ雑学』 『一緒にいて楽しい人 疲れる人』 『身のまわりの疑問が解決する 雑学の本』(以上、三笠書房《知的生きかた文庫》)、『今さら他人に聞けない 小学校で覚えた漢字』(KADOKAWA)、『これで差がつく!大人の「国語力」養成講座』(日本文芸社)、『日本人が「9割間違える」日本語』(PHP研究所)、『初対面でも、相手がどんどん話し出す! 沈黙がコワい人のための聞き上手のコツ』(朝日新聞出版)などがある。

「2022年 『今さら他人に聞けない! できる大人 「この差」って何だ?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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