ネンドノオンド

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 124
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822256494

作品紹介・あらすじ

nendo佐藤オオキ×世界のトップクリエーター17人の贅沢な雑談集

世界的なデザイナー、デザインオフィスnendoの佐藤オオキさんと、
同じく世界のトップをひた走る17組のクリエーターとの
あまりにも贅沢すぎる「雑談集」。

デザインの権化として君臨する「フィリップ・スタルク」さんや、
国立競技場の設計を手掛ける建築家の「隈研吾」さん、現代のダ・ヴィンチと
称賛されるイギリスの気鋭建築家「トーマス・ヘザウィック」さんなど、
オオキさんがすべて自腹で突撃取材を敢行。デザイナー同士だから出てくる本音を
余すことなく収めました。

デザインとは何か、という哲学的な話から、
クリエーターならではの、仕事と家庭の両立方法、アイデアの生み出し方まで。
プロフェッショナルの生き様が分かる、一流の仕事論としてもおすすめです。
オオキさんの手描きによる各デザイナーの似顔絵や作品などのイラストも
多数掲載しています!

<17組のクリエーター>※登場順
バーバー&オズガビー/ルカ・ニケット/ミケーレ・デ・ルッキ
ロナン&エルワン・ブルレック/トム・ディクソン
パトリシア・ウルキオラ/フィリップ・スタルク
ジャン=マリー・マソー/隈 研吾/アルフレッド・ハベリ
コンスタンチン・グルチッチ/マルセル・ワンダース
ジャスパー・モリソン/トーマス・ヘザーウィック/ロン・アラッド
クラーソン・コイヴィスト・ルーネ/アレッサンドロ・メンディーニ

感想・レビュー・書評

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  • 私はよく、対談ものはダラダラ長く感じたり、作品の話をしてるのに資料が小さいな〜とか思うことも多くて、あまり手に取らないのですが、
    これはオオキさんが録音などせずに文字起こしをしているからか、一人一人のインタビューがぎゅっと短く、濃密で、本人が話しているかのような生の声に感じて、
    どうやってアイデアを生み出すのか、どのように仕事を進めているのかなど、
    聞いてみたいことも盛りだくさんで、とっっっても面白かった!!!!!
    読み物としても面白いし、学びも多く、超オススメの一冊です。

  • 【動機】nendo(作者)が気になるので

    著者名だけで手に取ったので、タイトルだけを知っていて、読みながらどういう本科かを知るような状態。

    「デザイン」に思い入れがある一方、なんとなく近寄りがたい雰囲気も感じている自分にとっては、思った以上にこころに響く内容だった。

    編集者が最後に書いている通り、あれだけのしっかりした会話を一時的に記憶だけ保持して、あとであんなに読みやすく、軽妙にまとめてしまう佐藤さんはやっぱりすごい。

  • ふむ

  • オオキ氏だからこそ実現したトップデザイナーとの雑談がとても興味深い。デザイナーそれぞれの哲学を知れるのはもちろん、人格まで伝わってくる貴重な一冊だった。

  • 「デザインはあらゆるものを対象に、改善または問題解決ができるかどうかが判断基準なのに対して、アートはあらゆるものを対象に、極限の状態にできるかどうかじゃない?」(トーマス・ヘザウィック)

    昨年のサントリー美術館の「information or inspiration?」が面白かったので、手がけた佐藤オオキ氏のこの本を買っていた。
    私はデザインについて全くの素人なのだけど、この対談集はとても面白かった!
    意識していなかったけど、必ず関わるものだもんねぇ…。
    哲学的な手がかりになりそうな思考も多かった。
    また読み返したい。
    (あと賛否両論らしいローソンの新デザインは私は好きです。店員さんが間違えるというのはちょっと大変だろうから、今のデザインを活かして改善してくれると嬉しいなー。)

  • ともさん私物

  • 著名な海外のプロダクトデザイナー達と、自身も今ノリにのっているデザイン会社ネンドのデザイナーの著者が、ユルい感じで対談した内容を、著者がちょい脚色して文章に起こした本。感覚的なことを言葉で説明してる部分がなんとも良い感じ。当時30代の気の弱そうなキャラの著者の、イマドキな言葉づかいもいい感じ。

  • デザイナーの視点を得るために読んでみました。一口にデザイナーと言っても幅が広いので、「先輩の話を聞く」みたいなスタンスで読んでも、得られるものは多いと思います。

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著者プロフィール

デザインオフィス nendo チーフデザイナー
1977年カナダ生まれ。2002年早稲田大学大学院修了後、デザインオフィス nendo設立。建築・インテリア・プロダクト・グラフィックと多岐にわたってデザインを手がける。作品はニューヨーク近代美術館(米)・ポンピドゥー・センター(仏)・ヴィクトリア&アルバート博物館(英)など世界の主要美術館に多数収蔵されている。TOKYO2020の聖火台をデザインし、現在は2024年稼働予定のフランス高速鉄道TGV新型車両のデザインに取り組むほか、2025年大阪・関西万博 日本政府館 総合プロデューサー/総合デザイナーを務める。

「2022年 『半径50メートルのセカイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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