コンピュータはなぜ動くのか~知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識~
- 日経BP社 (2003年6月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822281656
作品紹介・あらすじ
コンピューター技術の、知識の範囲、絶対的な基礎、ゴールなど、10年後も通用する"基本"を身につけるためのシリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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第4弾
これは、まあまあかな。
長い目で見ると今のコンピュータもこの基本中の基本の延長線なのだろうけれど、あまり距離が遠くなりすぎてしまったという感じなのかも知れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の部屋のPCを弟に組んでもらったために自分が仕組みを理解していないのは気持ちが悪くて本書を手に取った。また、これからフルスタックエンジニアとしてのキャリアを描いているのでその前提知識となるコンピュータの基礎を押さえたいと思った。
本書で紹介されているコンピュータの3大原則である、「コンピュータは入力、演算、出力を行う装置である」「プログラムは、命令とデータの集合体である」「コンピュータの都合は人間の感覚と異なる場合がある」という前提はその後の説明のすべての基礎になっていてとても分かりやすかった。また、この類の本を何冊か読んでいて気づいたことは、今までの勉強とは違い、コンピュータやプログラミングに関することは、本を何冊も読むよりも、実際に手を動かしてプログラムを書いたり、ハードウェアを構築したりすることをメインにやっていた方が勉強になるということだ。
というのも、私は独学でRuby on Railsを使ったwebアプリ作成をした経験があり、オブジェクト指向プログラミングやデータベースに関する項目を読んだときには説明に納得できたが、それ以外の項目は全くと言ってよいほど理解できなかったからだ。
今後コンピュータの基礎を勉強していくうえで、Raspberry piを手元に置きながら自分で構築する経験を積み、ある程度やったところで本も組み合わせると、真価が発揮されるのだと思った。 -
だいぶ前に読んだ本だが感想未記入だったので思い出しながら書く。基本情報とか受ける人は読んでおくと良い。
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ITパスポート試験や基本情報技術者(FE)を勉強したあとに読むレベルの入門書。試験対策で機械的に覚えた言葉が、知識としてつながった感覚があった。暗号化の原理、TCP/IPの章は説明がわかりやすかった。とはいえまったくの初学者では難しい内容のように思う。
初版が2003年と年季が入った本なので、最新トレンドを補完する必要性あり。 -
IT基礎知識についてかなり丁寧にわかりやすい言葉で書かれた入門書。
ハードからアセンブル、プログラム、ネットワーク、DBなとコンピュータに関わる全般について幅広く入門知識が紹介されていて、まさにタイトルにある『コンピュータはなぜ動くのか』を一から紹介するような感じ。
研修で著者の矢沢さんの講義を受講したけれど、講義もものすごく丁寧だった印象。
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はじめに
第1章 コンピュータの3大原則とは
第2章 コンピュータを作ってみよう
第3章 一度は体験してほしいハンド•アセンブル
第4章 川の流れのようにプログラムは流れる
第5章 アルゴリズムと仲良くなる7つのポイント
第6章 データ構造と仲良くなる7つのポイント
第7章 オブジェクト指向プログラミングを語れるようになろう
第8章 作ればわかるデータベース
第9章 簡単な実験7つでTCP/IPネットワークを理解する
第10章 データを暗号化してみよう
第11章 そもそもXMLって、何だっけ
第12章 SEはコンピュータ•システム構築の現場監督
おわりに
索引
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コンピュータ技術の基礎から、SEまで解説。わかりやすく解説しており、興味深く読めた。
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基本情報技術者試験受験勉強の最初に全体像を捉える目的で読むと良さそう。
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時代を感じるが基礎は変わらないので参考になった
特にハードウェアについては今までよく理解してなかったので学びになった -
とてもわかりやすい本でした!
コンピュータの仕組みについて大枠を把握することが本書ではできます。ただ、当然ながら新しい疑問も増えるので、入門書として読むのがおすすめだと思います。 -
なんとなく優しく丁寧に解説されてそうでよかった。けど、コメントの計算機科学の基礎がこれの上位互換らしいのでそっち読むかも