コンサルタントの道具箱

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822281724

感想・レビュー・書評

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  • 購入:2004年4月25日
    読み進めるもあまり面白くなかったので中断。
    廃棄:2022年8月26日

  • コンサルタントとして独立を目指す方には、仕事やクライアントへの向き合い方など、基本的なマインドセットを学べるのかもしれない。独自のロジックへの検証や実施の裏付けが弱く感じ、ななめ読みして読了。

  • 気持ちの持ち方の本ですね。参考になります。本職のコンサルタントに限らず、仕事で人に影響を与える可能性がある人は読んでおいた方がいいかも。

  • 【由来】
    ・小川さんから

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

  • ビジネス

  • どちらかと言うと自己啓発本ですが、参考になるポイントも多々。時間があったらもう一度読み返したい。

  • トラブルは、自分であれ他人であれ、システムであれ、概ね人間が原因になっていることが多い。
    純粋に人間以外が原因とすれば、その対応が人間に問われる。

    困った時に呼ばれるコンサルタントとして、トラブル解決にあたるための勇気と秘訣を16個の道具に例えて説明する。例えば、鏡、望遠鏡、魚眼レンズ、卵、酸素マスクなどなど。

    ・イエス、ノーのメダル ・・・ イエス、ノーをちゃんと言おう

    ・ハート ・・・ 心をこめて仕事をしよう

    ・ジャイロスコープ ・・・ バランス、調和を考えよう

    知恵の箱
    ・「金言集」か何かを読んだり聞いたり覚えたりしても、他人の知恵の箱から簡単に知恵を取り込めるなどと思ってはいけない。知恵は経験から生まれるものだ。
    ・合理的であるな。妥当であれ。
    ・何でも知っているつもりの人間ほどだましやすいものはない。
    ・知らなくても怪我をするとはかぎらないが、思い出さないと間違いなくやられる。
    ・差なし+差なし+差なし+・・・は、いつかはっきりした差になる。

    願いの杖
    ・人の心を読むな。自分の心を読め。
    ・自分の望みがわかるまでは、実現するかどうかは気にするな。
    ・自分の望みがわかるまでは、妥当かどうかは気にするな。
    ・自分の望みが分かるまでは、それが受け入れられるかどうかは気にするな。
    ・自分が本当に求めるものを知る手がかりとして、自分が何をしていないかではなく、自分が何をしているかに注意せよ。
    ・自分が何を求め、何を求めないかを知るために、自分の感情に注意せよ。

    イエス、ノーのメダル
    ・依頼主から最初に仕事の話がきたときは、イエスとは言わず、ノーとも言うな。


    ・私はどうしてここにいるのだろう?(過去)
    ・私はここにいることをどう思っているのだろう?(現在)
    ・私は何を実現したいのだろう?(未来)

    望遠鏡
    ・彼らはどうしてここにいるのだろう?(過去)
    ・彼らはここにいることをどう思っているのだろう?(現在)
    ・彼らは何を実現したいのだろう?(未来)

    ジャイロスコープ
    ・自身は調和の基礎である。

    砂時計
    ・かならず予定より時間がかかる。
    ・やる価値のないことは、きちんとやる価値もない。


    ■3章に「ポランスキーの探し物のコツ」というのがある。

    この技法を、「ポランスキーの探し物のコツ」と呼んでいる。
    絶対にそこにはないと思われているものは、たぶんそこにある。
    ポランスキーの探し物のコツは、どの扉を開くべきかを教えてくれる。そこから、どの扉を閉じたままにしておくべきかもわかる。
    みんなが見ろという場所は見るな。

    ポランスキーの探し物のコツにはもうひとつ変化形があって、自分が何らかの対象を避けて探しものをしていると思ったときに使うことにしている。
    なんの意味もないと思い込んでいる対象には、たぶん意味がある。

  • コンサルタントの秘密、に比べるとあまり響かなかった印象。多分、道具のメタファーがピンとこなかったから、かな?あるいは、ラズベリージャムの法則……伸ばしすぎて薄くなってしまった?

  • ■書名

    書名:コンサルタントの道具箱
    著者:ジェラルド・M・ワインバーグ

    ■概要

    コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密
    コンサルティング業務に活用できるノウハウを紹介する。同じ筆者
    が記した「コンサルタントの秘密」の続編に当たる。前著と同様,
    自らの業務で培った人間分析を基に見出したさまざまな「法則」を
    登場させ,それをユーモラスに解説するスタイルを採っている。そ
    のため,読みやすいが頭に残りやすいという特徴も引き継いでいる。
    巻末には登場した法則のリストもある。「コンサルタント」と銘打
    ってあるが,ほとんどの部分が人生訓・処世訓として読めるので,
    いわゆるコンサルタントでなくとも興味深く読めるはずだ。
    (From amazon)

    ■感想

    以前から気になっていたコンサルタントの本です。
    この本、少しクセがありますね。
    外国人特有の表現を日本語化しているので、読むのに少し苦労し
    ます。
    文章の主語が誰かよく分からなくなる時がたまにありました。

    内容は、コンサルタントに限らず、社会人に役に立つ格言、方法
    (道具箱)が色々と記載されています。
    各道具箱は~~の法則としてまとめられていますので、その法則
    を眺めるだけでも、なるほどな~、と思える部分が多いです。

    この本を読むと、「自分の考えで正しいのかな~」と思う部分と
    「こういう考え方の方が確かにいいよな~」と思う部分と、
    「これはどうなの?」と思う部分と、色々とあります。

    この本は、困った時に開いて、何かの助言を求める本なのかな?と
    思いますので、手元に置いてパラパラめくるだけでも価値がある本
    だと思います。

    この人の他の本は立ち読みしたのですが、これ以外は非常に読みに
    くく、私は、この本が一番合う感じでした。
    「コンサルタントの秘密」は、今後読んでみたいと思っていますが
    いつになるかな・・・(こう思っている時点で、恐らく自分にとって
    読まなくてもいい本なのだと思いますけど・・・)

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)


    ■気になった点

    ・期待しすぎなければ、がっかりすることもない。

    ・人の意見は自分を映す鏡

    ・読む価値のないものは読むな。

    ・痛むのは効き目のある証拠と言われたら、別のコンサルタントを
     雇うべき。

    ・大金を損するには、金の為だけに仕事をすればいい。

    ・何でも知っている人ほど、だましやすいものはない。

    ・小さな差は、いつかはっきりとした差となる。

    ・絶対そこにはないと思われているものは、たぶんそこにある。

    ・みんなが見ろと言う場所は観るな!

    ・新しく学ぶことがなくなったら、次へ移る時だ。

    ・「今の所は」という言葉を付けると、錠前がぱちんと開くはずだ。
     例)私は、今の所、コンサルタントだ。
       私は、今の所、ここで働いてる。

    ・勇気は気持ちでは無く、みかけである。

    ・依頼主は、自分は人にチャンスを与える事も出来ない人間と言わ
     れたく無かった。

    ・依頼主が何をしようと、それとは違う事をすすめなさい。

    ・人の心を読むな、自分の心を読め。

    ・自分の望みが分かるまで、実現するかどうかは気にするな。

    ・自分の望みが分かるまで、妥当かどうかは気にするな。

    ・願うものの数を制限するな。

    ・話し合わない内に条件を引き下げるな。

    ・新しい契約交渉を恐れる必要は無い。

    ・サービスがひどいからサービス向上の要求が拒否される。

    ・無知は救いようがある。バカは救いようがない。
     (無知とバカの違いは、自分がものを知らない事をしっているか否か
     である。)

    ・4年生の算数より難しい事をしていたら、たぶん、やり方が間違って
     いる。

    ・やりたくなければ自分に合わないと言えばいい。
     余計な言い訳をしてはいけない。

    ・誰にでも好かれる必要があるなら、コンサルタント家業から手を
     引け。

    ・自分らしくある方が、依頼主に似たり似なかったりするより、簡単だ。

    ・契約交渉は双方が自分自身を見つめる絶好の機会である。

    ・私はどうしてここにいるのか?
     私はここにいることをどう思っているのか?
     私は何を実現したいのか?

    ・依頼主は常に自分の問題の解き方を知っていて、その回答を最初の
     5分間に口にする。

    ・相手が奇妙な行動をとっていたら、自分が奇妙な行動をとっているのだ。

    ・経験は唯一の教師だが、経験が何かを教えてくれるとは限らない。

    ・人がそこにいるのは、そこにいるのを選んだから。

    ・どんなに馬鹿らしい提案でも、良い結果を生む場合がある。

    ・所詮、重要なものは何もない。

    ・プロジェクトは必ず予定より時間がかかる。

    ・やる価値の無い事は、きちんとやる価値は無い。

  • 同じ著者が書いた『コンサルタントの秘密』の続編。
    私は、社内コンサルタント業務で各工場を廻るときには、必ずこの本を持参し、様々な場面で助けられました。

    この本の表紙のカバーに『仕事に行き詰ったときに本書を開いて欲しい。ワインバーグはいつも支えてくれる』とあります。

    多くのコンサルタントやコンピュータ技術者に読んで欲しい本です。

    ワインバーグの本は、いろいろ読みましたが、この本が一番、良かったように思います。

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