ポアンカレ予想を解いた数学者

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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822283223

感想・レビュー・書評

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  • これもすごい!! 宇宙の形がわかるなんてシンジラレナイ。宇宙空間である方向に向かって果てしなく飛んで行くとまた同じところに戻ってくるんだそうです。 すごすぎる…涙。この話が信じられない人は地球が丸いって信じられなかったコロンブスの時代の人と同じなんだってさ。でも厳密には人間は3次元動物だから、(恐らく)4次元で表現される宇宙の形を見ることはできないんだって。残念だなぁ。ポアンカレ予想を解いたグレゴリー・ペレルマンは金にも名誉にも興味がないって言ってます。ほら、やっぱりね。さらにさらに、大数学者ユークリッドは、幾何学を学ぶ実用性を問うた弟子についてこう言い放ったそうです。「あの小僧に小銭をくれてやりなさい。あいつは、学んだことを何としても金儲けに利用したいようだから」(76項)。さすが天才はちがうわ。因みに、本の構成はサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』とよく似ているけど、それと比べるとだいぶ専門的で俺にはわからないところが多かったなぁ。だから★4つ。やっぱり俺は文系か。。。

  • PT#43 2007.12

  • ペレルマンによる解決は、リーマン~ポアンカレ~ミルナー~スメール~サーストン~ハミルトンと連綿と続く数学研究の流れのなせる業だった。2006年8月、フィールズ賞受賞を辞退したペレルマンを、2003年4月のMITでの歴史的講演から追ってきた数学者オシアが描くストーリー

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