アジアへ: 中国・ベトナム・カンボジア・インド夏紀行 (SERIES地図を読む 8)
- 批評社 (1997年6月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784826502320
作品紹介・あらすじ
中国の躍動、ベトナムの混沌、カンボジアの再生、インドの悠久、発見の夏。バックパッカーの僕は、東京・葛飾から神戸港へ、そこから中国の貨物船「新鑑真号」に乗って一路上海をめざしたのだが…。バックパッカーならではの苦しくも不安な旅の日々、何事も安いことに最大の価値を置く、何をとっても最低のアジアの夏の貧乏旅行。
感想・レビュー・書評
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面白い!軽快で独特の筆致、読んでいるこちらも一緒にワクワクした。旅行記は、堅苦しいよりもドキドキした気持ち、ハラハラした気持ちが素直に出た方がいいと私は思っており、それを前提としたならば、本書は傑作と言ってまず間違い無いだろう。
私のような日本引きこもりには、新鮮かつロマンティックなのであり、できもしないのに次の旅行への期待いや増し、仕事捗らず多少の(微々たるもの)迷惑を被った。どうしてくれようか。この気持ちを、次に読んだ「キューバへ」(私はアジアを先に読んだ)で更に倍増させられるとは、この時はまだ知らなんだ。ああ、なんということ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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