世界から青空がなくなる日:自然を操作するテクノロジーと人新世の未来

  • 白揚社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826902533

作品紹介・あらすじ

成層圏にダイヤモンドをまいて、太陽光を反射し地球を冷やす――その結果、私たちは青空を失うことになるかもしれない ピュリッツァー賞受賞ライターが、かつての自然を取り戻すためさまざまなテクノロジーを用いて解決を図る人々を取材し、私たちに待ち受ける未来を問う、衝撃のルポルタージュ。・川に電気を流し外来種のコイを操る「電気バリア」・温暖化の海を耐え抜くサンゴをつくりだす「進化アシスト」・毒を分泌するオオヒキガエルを無毒化する「遺伝子ドライブ」・大気中のCO2を回収して石に変える「DAC装置」・空にダイヤモンドをまいて地球を冷やす「ソーラー・ジオエンジニアリング」こうした技術は自然を救う希望か、それとも絶望か?これは「人類が自然に与えた影響と、それを制御しようと試みる人々」の物語。バラク・オバマ推薦 ビル・ゲイツ絶賛「人と自然が交わるとき科学になにができるのか、洞察力に富んだ考えを示してくれる」全米各紙誌絶賛!!ウェインライト賞 ライティング部門最終候補ワシントン・ポスト紙 年間最優秀書籍10冊 タイム紙、エスクァイア誌、パブリッシャーズ・ウィークリー 年間最優秀書籍に選出

感想・レビュー・書評

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  • UCSC’s 2023 Deep Read Features Elizabeth Kolbert’s ‘Under a White Sky’ | Good Times
    https://www.goodtimes.sc/ucscs-2023-deep-read-features-elizabeth-kolberts-under-a-white-sky/

    「成層圏にダイヤモンドをまいて地球を冷やす」まるでSF…気候をコントロールするための、人類の“酔狂なアイディア” | 文春オンライン(2024/03/03)
    https://bunshun.jp/articles/-/69296

    『世界から青空がなくなる日』 自然のコントロールをコントロールする - HONZ(2024年3月12日)
    https://honz.jp/articles/-/54769

    Elizabeth Kolbert - Penguin Random House
    https://sites.prh.com/elizabethkolbert

    バラク・オバマ、ビル・ゲイツ推薦『世界から青空がなくなる日』試し読み|白揚社
    https://note.com/hakuyo_sha/n/n91873dd4d5ea

    世界から青空がなくなる日|白揚社 -Hakuyosha-
    https://www.hakuyo-sha.co.jp/science/white-sky/

  • 絶望的な未来予想。現状を客観的に評価すれば、何の対処もせずに事態が好転することはない。そのことを無責任な楽観主義に陥ることなく淡々と論じている。

  • 目次
    【第1部】川を下って
    第1章 シカゴ川とアジアン・カープ
    第2章 ミシシッピ川と沈みゆく土地

    【第2部】野生の世界へ
    第3章 砂漠に生息する小さな魚
    第4章 死にゆくサンゴ礁
    第5章 CRISPRは人を神に変えたのか?

    【第3部】空の上で
    第6章 二酸化炭素を石に変える
    第7章 ソーラー・ジオエンジニアリング
    第8章 過去に例のない世界の、過去に例のない気候

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