- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827201444
感想・レビュー・書評
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東北楽天ゴールデンイーグルスが、プロ野球に参入する事になったことが大きな原因だとは思うが、また楽天に関する書籍が出版されたようだ。近所の本やで平積みになっていたので早速買ってみた。
内容は、以前読んだ「楽天の研究」と重複も多く、新しい発見は多くはなかった。ただ、こちらの書籍は楽天だけでなく、三木谷氏に視点をおいていることもあって、彼がいかにして人脈を形成してきたのが記されている。2000年頃のITバブルに踊った起業家達とは一歩距離を置き、礼儀正しさや交渉力が財界との人的ネットワークに一役買ったという見方がされている。なるほど、学生から企業した人も多かったITバブルの時代には交渉力に優れた起業家はあまりいなかったのかもしれない。
またこの本では、ソフトバンクやライブドアなども競合他社として取り上げられている。楽天は明確にコアとなるビジネスを持っているところが、他の2社と最も異なる点であると記されている。そう考えると、ソフトバンクやライブドアはIT企業というよりも、M&A企業という方が正確なのかもしれない。もちろん楽天もM&Aを非常に得意としているが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この種の本の評価は難しいですが、ITという産業があるならば読んでおくことも有用です。個人的にも楽天株ではいろいろと学ばさせていただきました。
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楽天ゴールデンイーグルス。
これも三木谷社長にとっては1つの大きな「広告」とも取れるんだよなぁ。
なんて、本を読みながら思った。
この人は仙台にどのくらいの可能性を持っているのかな。