日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり"2

著者 :
  • ぱる出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827208344

感想・レビュー・書評

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  • 前作ほどのインパクトはないが、前作同様、気軽に読めて分かりやすい。改めてすごい会社だと思った。

    「減らせ」ではなく「ゼロにしろ」と言わなければ残業は減らない

    今の職場を見て、本当にそのとおりだと思った。

  • この社長さんはスゴい人なんだと思うけど、個性的すぎてマネしにくい、共感もできない。知人の社長と会社が似た雰囲気でマスコミ受けしてるけど、その実ブラック企業。理念は理想的に見えるが、ホントに社員は幸せなのかな。

  • 180317 中央図書館
    とはいっても、数百人規模の会社なので、中間管理職が、さりげなく取り回している部分が多くあるとは思う。それでも普通のカイシャより、遥かにハルカに自由な雰囲気なのだろう。

  • 自由にやるから、伸びていく ―
    http://pal-pub.jp/?p=2799 ,
    http://www.mirai.co.jp/

  • 企業の最大の社会貢献は、きちんと儲けて社員が豊かな人生を送れる給料を払い、きちんと税金を納めること。
    そのために、常に考えて差別化する。
    社員がやる気にならなければいけない。
    社員に任せる。担当者が一番詳しい。
    まずやってみる。ダメならすぐに元に戻せばよい。
    経営は経験則だ。自分の頭だけで考えるな。

  • チェック項目7箇所。俺が一貫して主張しているのは、ごくごく単純なことだ、①会社とは儲けることが目的である。②儲けるためには、差別化をしなければいけない。③儲けるには社員がやる気にならなければいけない。④社員に任せる。自分で決めさせる。⑤仕事自体は決して楽しくない。だから”餅”を配る。⑥ダラダラといつまでも働かずに早く帰れ。⑦やりもせずに自分の頭だけで考えて「無理」と言うな。⑧一番大事なのは経営者がブレないこと。「戻ってきたら困る」という発想がある限りダメだと思う、「戻ってきたときに会社を伸ばしておけば、何の問題があるのか?」、そこの視点を忘れてしまったら困ると伝えるのです。報告とか相談とか連絡とか言いながら、ホウレンソウの本当の趣旨は、上司が部下に《命令する》ことだと俺は思う。人間というのは、本当に自由にしてもらう、本当に任せてもらうと、「ごまかしていいぞ」と言っても逆に不正をしない、成果をあげるとかあげないに関係なく、社員として本当に大事にしてもらうと「鞭」なんてなくても自分からがんばるものなんだ。いずれにしても、俺が「休日にはどんどんアルバイトしろよ」と話すのは、とにかく差別化するという理由もあるが、就業時間以外の行動まで禁止されたら、社員の不満が溜まるからだよ、不満が溜まれば、やる気がなくなる、やる気がなければ社員たちはがんばらない、がんばらなければ売上が落ちる、簡単な理屈だよ、もう覚えてしまっただろ?会社というのは業績が悪くなると、それを経営環境の変化や社員のせいにして、餅を減らすようになる、それじゃやる気がなくなるよ、逆に、餅を先に渡せば、社員は「会社がここまでしてくれている以上、がんばらないといけない」と思うはずだ、少なくとも俺はそう思っている。

  • この本は
    ・経営者が読んで会社経営に活かす
    ・サラリーマンが読んで嘆く
    ・サラリーマンが読んで独立のためのモチベーションにする
    といった使い方になるのかな。
    でも、経営者にこれだけのことをされると、従業員は言い訳ができなくなりますよね。主体性をもって仕事ができるという点では素敵な考え方だと思いました。

  • 自己啓発やビジネス力向上の本を読むのとは違った気づきがある。
    世界観がかわるかも。

  • 前作と、あまり変わらない。

  • http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=390

    山田昭男さんの著書は「毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方」に続き2冊目となりますが、相変わらず山田さんの考え方は面白かったです。

    ■それがお前さんの一生懸命か?
    お客様については、営業企画部にいた私が昼食をお連れするのが常でした。いつも行く美味しいお店が2軒ほどあったのですが、あるとき、両方とも定休日だった。それで別のお店にお連れしたら、それがどこから伝わったのか分かりませんが、相談役にバレてしまいました。
    「休みの店に開けてくれと頼んだのか?」
    「そこまでやったのか? それでダメなら仕方ないが、そこまでの努力をしていないじゃないか。普段使っている店なんだから融通が利くかもしれないだろう? それを確認したのか?」
    本当に最大限の努力をしてダメだったのか。まだできることがあるのではないか。どこかで決めつけて諦めてしまっていた経験があるはずだ。もっと考えて、考えて、行動しよう。もっとできることがあるはずだ。

    ■売れば儲かるとわかっていても他社と差別化できない製品は絶対に出さない
    儲けたいなら、差別化して、高くても売れる製品と、しくみを作って、過当競争を止めることだ。他社と違うものを作り続けるのは大変だ。しかし、それでも考え抜けばアイデアは生まれる。どんなに条件が厳しくても、そこに工夫する余地が必ずある。

    ■すべての人が横並びを止めて自発的に行動すべき
    差別化が必要なのは、会社だけではなく、サラリーマン個人だって同じだ。自発的に動いてみてはどうだろうか。これからの時代を生き抜いていくためには、差別化するしかない。
    要するに、他人と逆のことをするわけだよ。
    差別化していかなければ生き残れないことは分かっているつもりだ。しかし、行動できているかというと微妙なところである。普段から人と違うことを、人とは逆のことをすることを意識してみよう。

    【1読書1アウトプット】
    本当にそれが自分の一生懸命なのか考えてみる

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著者プロフィール

山田 昭男(ヤマダ アキオ)
未来工業株式会社 創業者
未来工業株式会社 創業者。
1931年、上海生まれ。旧制大垣中学卒業後、家業の山田電線製造所に入社。家業の傍ら、演劇に熱中し、劇団「未来座」を主宰。1965年、劇団仲間と未来工業株式会社を設立。代表取締役社長に就任。1991年、名古屋証券取引所第二部に上場。2000年、取締役相談役に就任。岐阜県中小企業家同友会代表理事、同会長、岐阜県電機工業会会長などを歴任。
1989年に黄綬褒章受章、1999年に大垣市功労章受章、2001年に勲五等双光旭日章受章。2014年、逝去。
著書に『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』『毎日4時45分に帰る人がやっている つまらない「常識」59の捨て方』『ドケチ道 会社を元気にする「生きたお金」の使い方』(以上、東洋経済新報社)、『日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”』(ぱる出版)、『日本でいちばん社員のやる気がある会社』(中経の文庫)など多数のベストセラーがある。

「2015年 『山田昭男の仕事も人生も面白くなる働き方バイブル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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