死ぬまでお金に困らない財布を30代で手に入れる方法

著者 : 中島健一

• ぱる出版 (2014年8月19日発売)

作品紹介・あらすじ

稼ぎたかったら働くな!33歳の著者が実践した"社畜"脱出計画。ボロ物件という「乗り物」を武器に、思い描いていた夢を実現するまでの話!

感想・レビュー・書評

[いとさんの感想 · 2014年10月3日]

スーパーの店員から株や為替で失敗した後、不動産投資をスタートさせ、退職後は海外不動産にも目を向け、フィリピンで成功を治めるKENこと中島健一さんの著書。

メインの手法は、ボロ物件をDIYや分離発注、施主支給などでリフォームしち賃貸に出す方法や、そこから出た利益で戸建を買い、不動産投資ではなかなかできない複利の手法をとっている。

DIYに関しては、自分とほとんど同じ意見で、素人が時間をかけてリフォームをするより、プロに迅速かつきれいにやってもらった方が理にかなう。
ただ、全てを任せっきりではなく、簡単なリフォームや修繕は自分で手を入れ、分離発注や施主支給で、賢く安くリフォームする。

また、本書の1/3くらいは海外不動産投資について書かれてあり、今まで自分が目を向けていなかった投資スタイルも勉強になった。
海外では、地域の事情はもちろん詳しくないうえに、その国の法律や税法、風習や国民性も日本とは大幅に違う。不動産を扱うディベロッパーや管理会社も詐欺まがいな業者がたくさんいる。

そんななか、ただビビって手を出さないか、勉強もせずに手を出すか、勉強して果敢に攻めるか、勉強したうえでやめとくか。。
得られる経験も知識も利益、損益も、全く違うと思う。

日本は大好きだけど、常に世界に目を向ける意識をもって、アンテナを高く保っていこうと思った。

[whitepepperさんの感想 · 2018年1月7日]

不動産投資のお話

[kakabalikaさんの感想 · 2016年1月14日]

不動産投資の国内、国外について書いている。
セルフリフォームの細かい部分まで解説してある。費用も書いてあるので参考になる。
入居のためのリフォーム方法が具体的に書いてある。
イールドギャップへ12%
和室を洋室にするのは6畳で4万5千から6万。

著者プロフィール

愛知学院大学心身科学部心理学科・大学院心身科学研究科心理学専攻教授
九州大学大学院教育学研究科博士後期課程教育心理学専攻を修了。九州大学教育学部附属障害児臨床センター助手，日本社会事業大学社会事業研究所専任講師，厚生省老人保健福祉局老人福祉専門官，日本社会事業大学教授を経て，2015年より現職。2002年４月～2004年３月までは高齢者痴呆介護研究・研修東京センター副センター長も併任。社会福祉学博士。
主な著書：『認知症高齢者の心理劇「感ドラマ」』（ミネルヴァ書房，2015），『高齢者動作法』（誠信書房，2012），『ケアワーカーを育てる「生活支援」実践法』（中村考一との共著，中央法規出版，2005），『痴呆性高齢者の動作法』（中央法規出版，2001），『高齢者のこころのケア』（長野恵子らとの共著，小林出版，1999），『新しい失語症療法：E-CAT』（中央法規出版，1996）

「2018年 『福祉心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」