バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

  • ぱる出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827211191

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい!

    ブロガーでYouTuberの、バフェット太郎の本。
    とうとう買ってしまった。
    YouTubeで知っていたのですが、米国株ってなんだかハードル高そうで、でもAppleとか、大好きなStarbucksとか、気になる存在ではある、、、ので手に取ったら、読みやすいし面白い。

    人気商品にいけいけではなく、手堅く分散投資して、月に一回買い増しリバランスで長期投資。

    よく考えられていて、頭いいなぁって思いながらあっという間に読んでしまいました。

    前回読んだ「つみたてNISAはこの8本から選びなさい」では、全世界株をおすすめしていました。
    日本を全く無視する訳ではないけれど、人口減少が痛いところです。
    参考にしつつ、自分なりの投資方法とポートフォリオを考えていけたらなと思っております。

    世の中の企業や経済のこと、少しずつ知ってくるととても面白い。
    知らないから怖いので、恐怖をなくすために色々調べたいと思います。

  • 【感想】
    うーん
    「バカ」では分からないレベルの内容でした・・・
    データが沢山書いてあったが、難しすぎて殆ど読みすらしなかった。
    要するに堅実な会社の銘柄を何社か獲得し、「バイ&ホールド(長期保有)」することが大切というところまでは分かった。
    ただ、それだと税リスクで差し引かれた分、殆ど儲けゼロになるのでは??

    日本の銘柄に比べると、米国株は確かに堅いイメージは持てたが、結局株の売買では大儲けできないのかなーと読んで感じた。
    タイトル先行で、あまり為にならないような内容でした。

    理解できたのは、「株をやるならアメリカ企業の慎重な銘柄を選んだほうが良いよ!」ってことくらいかな。
    読んでいて多少は勉強になった。
    リスクはあるけども。そして、手間もあるけども。
    てゆーか、やらないとどーせすぐ忘れるだろう。笑

    まず、株で稼ぎ続けるのって本当に難しそうな気がする。
    ビビリ&サボリの自分では、そもそも株で生計を立てることなど出来ないだろう。

    あーあ、何かいい金儲けの方法がないものか・・・


    【内容まとめ】
    1.世界一の投資家ウォーレンバフェットですら、トータルの年利は20%

    2.米国株は英語力も要らないし時間もかからない。
    バフェット太郎は月3分のチェックで成功している。保有しているのは有名どころだけ。

    3.お金持ちになる方法
    「勤勉に働き、倹約に努め、堅実に運用する」
    「収入を最大化し、支出を最小化し、運用利回りを最大化する」

    4.税リスクについて
    打って儲かった年間通算損益の20.315%に国内課税がかかる。
    加えて、配当金に至っては日米で二重課税方式になっているため、現地課税の10%差し引かれる。
    この現地課税の半分くらいは確定申告で戻る。
    差し引かれる割合は「日本株<米国株」。

    5.マネーマシンの中身となる銘柄は、決してどんな銘柄でも良いというわけではない。
    バイ&ホールド(長期保有)するに相応しい銘柄で構成されていなければならない。
    理由は、銘柄の売買頻度を少なくすることで、税金や売買手数料などのコストを抑えるため。
    上下が少なく、永続的に安定したキャッシュフローが見込める銘柄でなければならない。


    【引用】
    米国株 高配当投資


    世界一の投資家ウォーレンバフェットですら、トータルの年利は20%

    米国株は英語力も要らないし時間もかからない。
    バフェット太郎は月3分のチェックで成功している。保有しているのは有名どころだけ。

    ・具体的にやっているステップ
    1.銘柄数の決定
    2.景気循環別、銘柄数の決定
    3.個別銘柄数の決定


    p22
    ・お金持ちになる方法
    「勤勉に働き、倹約に努め、堅実に運用する」
    「収入を最大化し、支出を最小化し、運用利回りを最大化する」

    日本人はこの簡単な事ができない。
    専業主婦制で年100万以下のパート収入、掛捨ての生命保険に加入、価値が下がり続けるマイホームの購入など…


    p29
    ・お金がお金を生む最高のマネーマシン
    それこそが米国株である。
    たとえばコカコーラは年利3%の配当を受け取る事ができる。


    p40
    ・個人投資家はどれくらいのリターンで満足すればいいの?
    トータルリターン6~7%くらい。

    方法は、「S&P500種指数」という米国企業500社の株価をもとに算出する指標があり、ETFやインデックスファンドと呼ばれる金融商品に投資すればこのくらいのリターンが期待できる。

    もちろん、最低限の情報は必要!
    ウォールストリート・ジャーナルや、ロイター、ブルームバーグなどのニュースサイトを利用すること。


    p69
    ・税リスクについて
    打って儲かった年間通算損益の20.315%に国内課税がかかる。
    加えて、配当金に至っては日米で二重課税方式になっているため、現地課税の10%差し引かれる。
    この現地課税の半分くらいは確定申告で戻る。

    差し引かれる割合は「日本株<米国株」。


    p106
    マネーマシンの中身となる銘柄は、決してどんな銘柄でも良いというわけではない。
    バイ&ホールド(長期保有)するに相応しい銘柄で構成されていなければならない。
    理由は、銘柄の売買頻度を少なくすることで、税金や売買手数料などのコストを抑えるため。
    上下が少なく、永続的に安定したキャッシュフローが見込める銘柄でなければならない。

    具体的な銘柄として、コカコーラやP&Gが挙げられる。


    p110
    資産運用において分散投資は基本中の基本!
    1~2銘柄に集中投資するのは正気の沙汰じゃない!
    そもそも株式投資は、どんな優良株でも10年に一度は30~50%くらいは暴落する。
    幅広いセクターや銘柄、8~16銘柄くらいの分散投資をすること。


    p164
    ・簡単なルールに従うロボット投資家たれ。
    投資で成功するには、わかりやすい形で定めた意思決定プロセスと、明文化した投資方針を一貫して必ず実行すること。

  • 有名な本なので、一度読んでみようと手に取りました。初心者でも読みやすく、分かりやすいです。厳選30銘柄を早速ispeedアプリのお気に入りに登録しました。リスク許容度をしっかり見極めて、自分に合った方法で取り入れていきたいと思う。

  • 実際に米国株で稼げるのかと言うのは、投資する人のスタイルによりますが、著者自らの経験を元に纏められている内容は、事実でありながら参考程度に。ただ、日本株のみだけでは期待出来ない部分もあるので、このように海外に目を向けるのもこれからの選択肢としてはあるかと思います。初めての海外株にチャレンジするなら読んでみるのも有です。

  • S&P500を下回るパフォーマンスの銘柄でポートフォリオ組む意味とは。これを真似するくらいならVOO買って放置してるので十分。

  • 投資。米国株。長期投資。
    YouTubeにて、中田敦彦さんの動画で紹介された本として認識していた。
    著者の動画も何本か視聴済み。
    帯の推薦文があまりに的確。
    想像以上にしっかりした内容。
    自分が知っている範囲でも、『ウォール街のランダムウォーカー』の内容や、ウォーレン・バフェットの投資スタイルをベースとして、著者なりの改良を重ねているように感じる。
    個人的に、インカムゲインの重要性を軽視していたと反省。
    自身のポートフォリオを見直し、もう少し長期目線のポジションを増やそうと思う。
    個人投資家の必読書と言ってもよいほどの良書では?

  • 米国株式のうち、長年安定して増配してきた大企業株への投資の有用性をひたすら語る。

    楽天証券では少額から始められるしやってみようか。世界情勢にあまり関心がなかったが、これ始めたら否応でも時事に詳しくなれるかも。

  • 2021/08/10:読了
     米国株に限らず、自分が投資するときに、どんなことに気をつければ良いか、を具体的にイメージしながら、投資しているような感じになる、不思議な本だった。
     本の著者略歴に『アンチの多い米国株ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」の管理人。』とあり、確かにそんな感じの文体だとは思った。
     以下のような情報もあったりして、なかなかの人なのかも知れないが、現在は、米国の高配当株、おもに不況期にも強い生活必需品やヘルスケア株をメインに、長期のほったらかし投資をしている。いろいろな投資手法を経験して、いまは、安定的な米国の高配当株の長期投資という、米国株中心のインデックス投資みたいなスタイルになっているようだ。
     この本の3STEP(146ページ)は、勉強になった。

    STEP1:銘柄数の決定
        個人投資家の最適な銘柄数は8-16銘柄
    STEP2:景気循環別、銘柄数の決定
     【回復】ハイテク株、金融株
     【好況】資本財株、一般消費財・サービス株、素材株
     【後退】エネルギー株
     【不況】生活必需品株、ヘルスケア株、
         通信株、公益株
    STEP3:個別銘柄の決定

    補足:一般的には「セクターローテーション」というのか。
       セクターローテーションとは?景気の波に合わせた投資を行う「セクターETF」について
       https://www.motleyfool.co.jp/archives/12346
       ジム・クレイマーから学んだ米国株のセクターローテーション - Ritzの米国成長株投資
       https://ritzcapital.jp/2021/06/20/sector/

    バフェット太郎 は、「回復1銘柄、好況1銘柄、後退1銘柄、不況7銘柄」とかなり保守的なポートフォリアにしています。

    <情報>
     個人投資家は皆仲間!本当の敵は働かなければならない状況にあり - 複利のチカラで億り人
     https://hiromethod.com/individual-investors-do-not-want-to-fight

  • 口が悪いが筋が通っています。米国株への投資を考えていた自分にとって思っていたよりずっと良い本でした。米国個別株へ一歩も二歩も踏み出す後押しをしてくれる。(というか読後すぐにいくつか注文しました)まぁ、米国株を薦める人が書いた一冊なのだから当然なのだけれど...。しかし、ETF一本に絞るか迷っていたのが本書を手にしたことでETF&個別株両方へ資金を割り振ることを決めることもできた。

    メモ
    ・銘柄のリスク分散は15〜20銘柄以上分散しても効果はほとんどみられなくなっていく
    ・リバランス。組入れ比率最低銘柄を買い増し均等に
    ・効率的市場仮説。概ね適正価格が値付けされている→素直に株を買い増す

  • 米国株投資のお手本。
    TwitterなどでトレンドのETF投資ではなく、堅実にコツコツと増やしていく手法。
    派手さはないけどしっかり儲かる。
    非常に勉強になりました。

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