日本古代女帝論

著者 :
  • 塙書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827312904

作品紹介・あらすじ

王権史の中の古代女帝の事蹟と意義、その土台をなす古代社会のジェンダー的特質と歴史的変容を考察し、中継ぎ論や巫女論とは異なる八代六人の女帝の実像を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 古代日本の女帝に関する研究史が、理解しやすい形で叙述されている。
    先行研究の「女帝中継ぎ説」を批判的に検討した体系的な書籍であり、古代の女帝に関して理解を深めることができる。
    ただ、既出の論文を収録した部分が多く、時系列的に述べられているわけではないため、古代の女帝について知りたい場合に最初に読むことは推奨しない。女帝理解のために最初に読むべき本は、同著者による『女帝の古代王権史』であると思う。

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著者プロフィール

帝京大学名誉教授

「2021年 『女帝の古代王権史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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