- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828414911
感想・レビュー・書評
-
がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術2009/3/26 著:平野敦士カール
アライアンスとは、訳すと「同盟」という意味で、企業同士の提携を表す言葉である。近年、アライアンスによって大きな成功を成し遂げた会社個人が非常に増えている。企業と企業のアライアンスも所詮、人と人のアライアンスである。これからは誰と一緒に仕事をするのかが重要である。
ひとりの力では不可能なことを、人を巻き込んで実現することができる人材こそが必要とされている。
本書の構成は以下の5章から成る。
①21世紀はアライアンスビジネスパーソンの時代
②誰でもできるアライアンス・コミュニケーション術
③誰も教えてくれなかったアライアンス人脈術
④ワンランク上のアライアンス人間関係術
⑤ワンランク上のアライアンス仕事術
本書のキーワードである「アライアンス」
人と関わりあい、相互の力を用いて目標を達成する。
他者の力は大切であるものの、まずは他者を選んだ時にこちらも選んでもらわないといけない。そのためには自分を高め、魅力的な人材にならないといけない。
がんばらないで成果を出すというのは難しいことではあるも裏にあるキーワードとしてはがんばらないために裏では頑張れということがあるのかと思う。
そのがんばらないための頑張る方法が本書では37の法則として紹介されている。そしてこの法則は明確な最適な目標に対して最短かつ最高の成果を出すための手法でもある。
能力が高いだけではなく、人間力やコミュニケーション力、いろいろな角度から色々なスキルの必要性を再認識させてもらった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中身が軽いのでもっと内容が濃ければ良かった。
印象に残ったところは【自分のメリット優先する人は三流、相手をメリットを優先するのは二流、全体のメリットを優先できるひとは一流。】である。
これは心掛けようと考える -
よんでみたい
-
ここ数年、この人の名前を見かける機会が増え、どんな人なのかと気になっていたのだが、米国生まれ、麻布高、東大、興銀を経て、NTTドコモでおサイフケータイを生み出したという華やかな経歴の人なんですね。
失礼ながら、もっと怪しい人かと思ってました。
この本は平野さんが大事だと思う「自分という人間を相手に正しく評価してもらい、そこから信頼を得る」という人間力的な部分のために、平野さん自信が気をつけていることがまとめられています。
仕事術やテクニックというよりも他人との付き合い方のほうに比重がおかれている気がします。
タイトルに「がんばらないで」とありますがこれは楽をするという意味ではなく、無駄に努力をするのではないという意味です。
やるべきことをしっかりやって豊かな人間関係を構築していきましょういうスタンスですね。
決して感動するようなウルトラCはないけれど、地味に大事な事がかいてあるような本でした。 -
101126*読了
-
カール氏の著書ということで、メルマガで出版の情報を得てすぐに購入。基本的にアライアンス的なビジネス展開を推進する著者の考え方を人間関係の側面からつづったものなので、根底に流れるものを理解したうえでの読書となりました。おかげで1時間強で読みきった。極めて読みやすかったと思います。
-
がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー
平野敦士カール
ビジネス社(2009-03-26)