2012/09/11:読了
170ページ 10年×3 30年サイクル
【書評】そして大恐慌が仕組まれる(塚澤健二 著)(★4) - FXシステムトレードで資産形成!「スマートリッチFX」 (トラリピ×投資本ブログ)
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以下、個人的な備忘録です。
本書の核論というよりは、「サイクル論」を中心にまとめています。
◆10年×3の30年サイクル
・1970年代:コモディティ(金・石油) →再び 2000年代:コモディティ
・1980年代:株式・土地
・1990年代:債券
上記サイクルがあるとすれば、2010年代は「株式・土地」
◆十干と十二支を組み合わせた60年サイクル
・十干は「幹」=「本質」を表し、十二支は「枝」=「現象」を表す
・十干は10年サイクル
西暦末尾 0:庚(かのえ) →「更」物事の転機
西暦末尾 1:辛(かのと) →「新」
西暦末尾 2:壬(みずのえ) →「妊」新たな年が孕まれる
西暦末尾 3:癸(みずのと) →「揆」清算して地ならし
西暦末尾 4:甲(きのえ) →「甲羅」草木の芽生え
・西暦末尾0,1の2年間で過去10年続いた時代が「更新」される。
・西暦末尾2の時にその後の10年間の芽が生じ、3で新たな成長のための待機をする。
・2010年は新たな60年サイクルの始まりの年
2010年代の投資テーマが「株式・土地」だとすれば、
上昇し始めるのは「癸」である2013年からか?
・新しい60年では、古い価値観や常識、成功体験などは今まで通り通用しない。
しがみつくことなく、時代の大変化にいち早く新しい価値観を創造・展開できる人
は大きなチャンスを手にすることができる(「シガミツク=死神がつく」)
◆円高40年、円安40年サイクル
・1930年 第1期円安時代スタート
・1951年 第2期円安時代スタート 戦後
---- 円安→円高転換 ---------------------
・1971年 第1期円高時代スタート ニクソンショック
・1991年 第2期円高時代スタート ソ連崩壊
⇒2011年 次のサイクルスタート→円高へ
・円高波動
1期 358円(71/1)→175円(78/10) 下落率 -51.1%
2期 278円(82/10)→120円(88/1) 下落率 -56.8%
3期 160円(90/4)→79円(95/4) 下落率 -50.6%
4期 147.6円(98/8)→75.7円(11/10)?? 下落率 -48.7%