本当はもっとよくなるニッポンの未来

著者 : ビル・トッテン

• ビジネス社 (2013年9月20日発売)

感想・レビュー・書評

[kijimasashiさんの感想 · 2018年3月24日]

先日の勉強会の中で著者のビル・トッテンさんの話が出てきて、どういう人か興味を持って読んでみた1冊。この国の中で起こっている貿易やエネルギー政策、経済問題などに対して、それを裏付けるデータとともに私案を披露しているところに正々堂々とした姿勢を感じました。データもただどこかで公開されている数字を拾ってくるわけではなく、自分の見解に落としていくために計算を加えたものであることに好感を持ちました。少し極端かな、と思うようなアイデアもあったけど、時間の使い方の中に「社会への貢献度」や「生活へのプラスアルファになること」を選ぶ感覚は自分も取り入れていきたいなと思った1冊でした。

[Hoidonさんの感想 · 2017年6月24日]

以前「年収6割でも週休4日」という本を面白く読んだ記憶があり、図書館の新刊書コーナーでこの本を手にして著者名を見たときに、すぐあの人だろうと思った。

提案には奇抜過ぎる意見もあるが、それ位の荒治療をしないとダメという切羽詰った感があるからだと私は思う。

[farmertanakaさんの感想 · 2014年2月5日]

日本に帰化しているビル・トッテン氏の分析は、日本人が恥ずかしくなるほど的確で日本思いだ。
古典や歴史にも造詣が深く、旬の課題について具体的解決策まで披露している。