- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828423135
作品紹介・あらすじ
「自分探し」は地獄への途。幸せを求めると不幸になる!
なぜ私には恐れるものがないのか―― 仕事、お金、家族、人間関係の「常識を覆す」メッセージ満載!
人はなぜ迷うのか。卑屈に生きてしまうのか。どうすれば、世の中や他人を気にせず、自分のことだけを考えて道を突き進めるのか?
本書では、「私には何も恐れるものがない」と宣言する、成功した実業家の著者が、武士道・『葉隠』のメッセージを基に、「成功しなければ意味がない」「幸せにならなければいけない」という観念から解き放たれた生き方を提案する。
コロナ禍で生き方を迷っている現役ビジネスパーソンの、仕事の実践・人生の進路・家族との関係など「64の悩み」を、常識を覆すテクニックで具体的に解決する書。
Q5:自分の信念を貫いたら、まわりに嫌われるのではないかと、悩んでいます/Q7:上司、部下、同僚との間で、いつも板挟みになっています。四方まるく収まるような方法はないでしょうか?/Q14:いまの仕事は自分に向いていない気がします。好きな仕事が、自分に向いている仕事なのでしょうか?/Q22:仕事で失敗しました。やり直すにはどうすればよいでしょうか?/Q30:親を好きになれません。それでも親孝行すべきですか?/Q38:まわりから「良い人」と言われる人間になりたいです。どうすればなれるでしょうか?/Q51:仕事で大失敗しました。私は人生の「負け組」なのでしょうか/Q55:なかなか勇気を出せません。どうすれば勇気を出せますか?/Q57:もっと人間的に成長したいと思います。何をすればいいでしょうか
感想・レビュー・書評
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20〜40代向けのビジネスパーソンに向けて書かれた本です。ビジネスパーソンの悩みに著者が愛して止まない『武士道』で答える形で書かれています。
最後には『武士道十戒』という形でわかりやすくまとめられています。
「生命を燃焼させること」が人生の目的であり、今の我々の悩みの大半は欲望に因るものと著者は述べています。
人生は決して手に入らない『憧れ』を目指し、自身の運命に体当りして生きていく。仮に失敗だとしても生命が燃焼されればその人生は尊いもの。
現代に生きる我々はいかに効率よく・最短で・失敗せずに成功したいと考えてしまいます。それで逆に悩み、動けなくなってしまう。で、自己啓発本やセミナーで最新の情報を手に入れようとするが、結果は変わらず。そんな繰り返しをしているように感じます。
江戸時代に書かれた武士道ですが、生命の根源のところでは当時と変わらないエネルギーがあるんじゃないかと感じさせられました。
「読書は大脳でわかろうとせず、脳髄や肚に落とす」著者の言葉ですが、まさにピッタリな言葉だとかんじました。
素晴らしい本をありがとうございました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若者向け武士道解釈論ビジネス書仕立て。
不合理に体当たりしろって話。
義を重んじる会社と愛を重んじる従業員のギャップから生まれる不合理という考えは新鮮。
そもそ自分を貫いたら衝突しかありえない。
それを回避する選択に末路を警告している。
生き方じゃなくて死に方。
電子書籍と違い物理本はいるだけでプレッシャーな存在という解釈はおもしろい。
著者の書籍を読んでいると大体わかる話。 -
現代の価値観が昔と全く変わってしまったと実感できた。
人間が「生きてる感じ」は、昔の方が強かったんだろうなと思った。 -
( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 )