- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828425689
作品紹介・あらすじ
原晋監督が本気で考える日本と陸上界の未来箱根駅伝100回!日本人が大好きな駅伝の魅力を原晋監督自らが大解説!さらに2024年パリ五輪に向けて、なぜ、日本のマラソンは弱くなってしまったのか?駅伝が日本のマラソンを弱くしたのは本当なのか?箱根駅伝は、何を変えればさらに魅力的になるのか?日本の陸上界の問題と日本社会の問題はどこかがつながっているのか?といったことをわかりやすく解説し、原監督が得意とする組織論、リーダーシップ論、育成論と社会問題を結ぶ視点を提供する新たな原監督ならではの激論本の登場!
感想・レビュー・書評
-
第100回箱根駅伝も優勝の青学の原監督。大会直前に出版された一冊。原メソッドほか箱根駅伝、陸上界への提言など監督の熱い思いが伝わってくる。
さすがにあれだけ実績を残す方の本だけあって説得力がある。大学の陸上は教育の場という前提からの話。関東学連の密室的な体質の指摘や、日大アメフト部に対する私見など実に面白い。
痛快な内容だけに、青学が勝つことで切歯扼腕する人も多いことだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10275840 -
今年正月の箱根駅伝で優勝したことで書いた本だと思っていたが、発売は11月になっていて、駅伝大会前によくこんな本を書いたと思う。説得力がありすぎ。
あの駒沢に勝っての優勝だから価値があるし、この本も重みが違ってくる。
原監督でも陸連の幹部に対する不満が山のようにあるなんて、思ってもいなかった。
いい本だった。 -
箱根駅伝第100回記念大会前に読みました。原さんは目立ちたがり屋の方と思い込んで、読み進めましたが、それは表向きのことで、優勝に導くには何をどうしなければならないのか、よく熟知された方ということがよくわかりました。問題提起もされていますし。
-
初めて原さんの本を読んだ。なんか福岡の高島市長を思い出すなと、共通するのはセンスある想像と破壊だと思う。
マネジメント力についてはもうお墨付きだし、この本で述べられている陸上競技への改革案はすごくワクワクさせられるし、全て実行できる環境になったらいいなと思う。 -
待ちに待った箱根駅伝。直前に衝動買いした1冊。以前にも原さんの本は読んだが、この方、目立つのでいろいろと言われやすいけど、陸上界の古い体質を変えて、もっとメジャースポーツにしたいという主張は一貫している。もう体育会的な組織が幅を利かす時代は終わった。2024年もどんどん発言していただきたい。もちろん、箱根駅伝も頑張ってください!