- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784828818207
作品紹介・あらすじ
泣きたいときは泣いてもいいのにね。大切な人に、大切な自分に贈りたい大人の絵本。
感想・レビュー・書評
-
お兄さんだから我慢しなさい、いじめられても強くなりなさいとか言われ続けたコブタ、よくぐれんかったなあ。気持ちの行き所がないよね。シンプルな絵だけれど、訴える力がある。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“いじめられたことをパパにはなしたら…”
胸が締め付けられた。同じことを自分の息子にも言ったような経験があるから。もちろん突き放すつもりで言ったわけではない、頑張れという励ます意の方が強いのだが…。人の気持ちに、側に添うことのなんと難しい事か。
“‥ボクはきもちをはきだせない。”
“‥ボクはかなしみをはきだせない。”
大人の、親の何気ない“言葉”が簡単に小さな心を端へ端へと行き場を追いやる。分かった気でいた自分が恥ずかしい。そう思ったら泪が出てきた。
-
胸がぎゅーってなりました
-
比較的新しい絵本だが、現代っ子は共感するはず。
-
コブタくんのやるせない気持ちにとても共感でき切なくなりました
-
コブタのつらい気持ちがつづられています。おすすめです。
16k041 -
疲れた大人こそ読んでみて欲しい
幼少期からのちょっとした居心地の悪さとか -
迎えに来てくれて よかった
-
字を正しく書けなかったり、速く走れなかったり。
みんなが目まぐるしく動き回ってても僕には出来ない。
出来ないとお腹が痛くなって動けなくなって、ますます嫌になってしまう。
お父さんやお母さんに話そうとしても聞いてくれない。
出来ないものは出来なってことを分かってよ。
出来ない子の気持ちも分かってよ。
一番最後のページで、こぶたのお父さんとお母さんがこぶたを抱きしめている絵はやっとこぶたのことを分かってあげらてたんだな、と思う。 -
いろんな事が胸に溜まり外に吐き出せなくて、おなかがいたくなって背を向けて横たわるコブタ。
自分と世界を相対的に位置付けられず、まだ気持ちをうまく言葉で表現できない苦しさがストレートに伝わってくる。