BLACK BLOOD BROTHERS〈1〉―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸― (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書 (2004年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829116296
作品紹介・あらすじ
空には満月。その光を浴びて、疾風のように駆け抜ける赤い影。手には一振りの日本刀を携え、ビルからビルへ跳躍を繰り返す。ジローは疾走する。弟を取り戻すために。己の願いを叶えるために。-そして。敵を確認し、牙を閃かせて笑う。今の自分は、どんな相手でも滅ぼせると知っているから。特区。滅び去ったはずの吸血鬼が、人間と共存できる世界で唯一の場所。その特区で、吸血鬼・望月ジローとコタロウの兄弟と、人間・葛城ミミコが出会った時、運命は孵化へと進み始める。黒と赤に彩られた生と死、そしてそれを超越した吸血鬼の物語、ここに開幕!キミは闇の血族の伝説を目撃する。
感想・レビュー・書評
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第1巻を読破。
作品名は以前から知ってはいたのですが、なかなか買うまでには至らず。
結局、あることがきっかけで、今ごろ! 全巻を買ってしまいました。
うぅ、もう少し早くにちゃんと読んでいれば、古本屋で買うこともなかったのに……。
反省しますorz
最初は電子書籍で読んでいたのですが、自分のはガラケーでして、だんだん「読みづれぇ!!」ってなって(;^-^)
おもしろかったから余計、ね。
本だ! 本を寄越せ!!
とばかりに一気買いしました。
笑
吸血鬼兄弟と人間の女の子が出会い、彼ら吸血鬼に関わる問題に巻き込まれていく――
という感じでしょうか?
ただ、人間の女の子――ミミコさんは吸血鬼と人間の間を取り持つ「調停者―コンプロマイザー―」という仕事をしていて。
「特区」という、吸血鬼と人間が一緒に生活――というにはちょっと語弊があるかな?――している人工島があって。
そこで暮らし、「調停者」として働くミミコさんは、謎の吸血鬼兄弟に対しても分け隔てなく接するのです。
吸血鬼兄弟の兄・ジローさんは丁寧語を使う赤スーツ姿で。
弟のコタロウくんは天真爛漫な、まるで天使のように愛らしい――でも吸血鬼で。
しかもかなりのうっかりさんです、コタロウくんwww
お兄さんに厳しいお仕置きをされてもまるで懲りないwww
でも悪いものは悪いとちゃんとわかる子ですね。
吸血鬼といえば「血を吸われたら吸血鬼になる」が定番だけれど、こちらはそうではない様子。
有名な弱点も平気な吸血鬼もいるらしい。
考えてみれば、私、吸血鬼のことってよく知らないわ。
だから上記の設定がBBBだけなのか、通説なのかもわからない。
ああ、でも――
招かれないと入れない、という特区を覆う結界が、吸血鬼の弱点だったとはびっくりしました。
本当にそんな弱点あるんだなwww
そしてジローさんは弱点が多すぎるwww
吸血鬼のテンプレみたいな吸血鬼ですね。
笑
ほんと、おもしろかったです。
なんでもっともっと早くに手に取らなかったのか(>_<)
めちゃくちゃ後悔しています。
おもいろいから余計にね!
電子書籍でもちゃんと買っとくかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
11巻。
吸血鬼ものです。 -
今更云々以下略。
面白い!吸血鬼ネタはお約束をどう料理するのかが設定の肝ですが、こう来たか!と膝を打つ。
キャラクターもイキイキ。ストーリーはハラハラ。感情揺さぶられまくりですよ。
続き読まねばのシリーズがまた増えた。 -
吸血鬼ものとして無難な出だし
いきなりネタを割ったのには驚き
話がうすい -
途中で止まっていたことを思い出し、1巻から再読することに。改めて読むと1巻からすごいネタバレやん。
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本編全11巻 短編集全6巻
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吸血鬼の話だけど、設定が素晴らしく良かった。
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①~⑥まで
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前評判にて最初の数巻は微妙との事だったが、よくある話だったが面白かった。後半期待大