- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829117026
作品紹介・あらすじ
この国は未曽有の状況にある。ソグドム教バリム派のバリム・ソグドと呼ばれる男、シルバはティーエに力説した。「我々は、地流を読む。大地の危機だ」ティーエ一行はローダビア公国ルイーンメアールの町にいた。ドラスウェルクとつかの間の再会を果たしたティーエは、ドラスウェルクを生け贄から救い出すため、そして大陸を滅亡から救うために何をすべきかを考えていた。地流-。それを手がかりの一つとしたティーエは、バリム派で唯一地流を"視る"ことができるというシルバの姉・リマラに弟子入りの決意をする。さまざまな思惑がからみ、大陸の命運は混迷する…。そして物語はクライマックスへ-。
感想・レビュー・書評
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OVAを観てから読み始めた小説。
これも思えば長かった…
無事、完結して良かった。
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えーと、もうすでに第二十八部が出ていて、それで、「風の大陸」は完結なのだそうです。
今、二十七部を読み終わった感想としては、
「どうやってこれ、あと1巻でまとめるんだ???」
という感じです。
確かに、ティーエはなにかをつかんだようなのですが、しかし、部族の対立あり、国家間の対立あり、人々の思惑あり、そしてもちろん、自然災害あり……。
さて、最終的には、アトランティスは沈んじゃうんですが、このティーエの活躍した時代には、持ちこたえるんでしょうか?
「銀の時代」とかは、こっちの「風の大陸」の前の時代のはなしなので、これから先は、書かれていないのかな。 -
映画になったこともある作品。その映画を初めて見て、本を買い始めたという作品。
壮大な作品の中でも、人と人のかかわりを素晴らしく書いている作品だと思いますv