天の獣に王なる翼を: 白王烈紀 (富士見ファンタジア文庫 165-1)
- KADOKAWA(富士見書房) (2005年12月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829117866
作品紹介・あらすじ
テンケイの右腕が霞のように消え失せた。金色の大きな虎-仕獣『虎嵐』が姿を現す。一片のためらいもなく、テンケイは『虎嵐』の力を解放した。「ゴアアアアアアッッ!!」一帯を轟音と閃光が包み込む。雷撃が、その場のすべてを撃ち払った-!身体に"仕獣"を秘めた"獣司"が権力を握る世界。浪人獣司のテンケイは、サナと名乗る少女に出会う。獣司の名門に軟禁中の両親を助けてほしいと言うのだ。だが、テンケイが潜入した時、両親は拷問を受け絶命寸前だった。そしてテンケイは、両親が獣司であることを知る。彼らは本当の姿を隠していたのだ。何のために?サナの正体は?伝説の霊獣「白凰天」。そして運命に翻弄される少女。守るべきもののために-青年は死地へ赴く。