殺×愛5-きるらぶFIVE (富士見ファンタジア文庫 121-8)
- KADOKAWA(富士見書房) (2006年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829118689
作品紹介・あらすじ
忘れていたわけじゃない。自分が、世界を滅ぼす"オメガ"だということ。"オメガ"故に不死身の身体を、唯一愛した"あの人"に高校卒業の日に殺してもらうことが、生きる目的であること。そのために誰でも、騙して欺いて利用しようと決めたこと。でも。恋を知らない対天使兵器の少女と、一緒に過ごすうちに、忘れていたことを思い出してしまったんだ。"恋する"という感覚を。ねえ、サクヤ。僕らの"契約の恋"は世界を救う打算と欺瞞に満ちていて。そこには、真心があってはならない。だから、サクヤ。僕は、この気持ちを、殺す。これは世界を救うための恋物語。同時に、世界を滅ぼす想いの記録-。
感想・レビュー・書評
-
一巻が発売された時、タイトルが好きで買い始め、それ以来ずっと好きだった小説。(完結済)設定もキャラクターも描写も内容もすんごく好きです。らぶです。CDも予約買いしました。ただ、終わり方としては雑誌の方が好きだったです。本の終わり方は微妙に納得できない。だから星4個。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
忘れていたわけじゃない。
自分が、世界を滅ぼす<オメガ>だということ。<オメガ>故に不死身の身体を、唯一愛した”あの人”に高校卒業の日に殺してもらうことが、生きる目的であること。そのために誰でも、騙して欺いて利用しようと決めたこと。
でも。恋を知らない対天使兵器の少女と、一緒に過ごすうちに、忘れていたことを思い出してしまったんだ。
”恋する”という感覚を。
ねえ、サクヤ。僕らの”契約の恋”は世界を救う打算と欺瞞に満ちていて。そこには、真心があってはならない。
だから、サクヤ。
僕は、この気持ちを、殺す。
これは世界を救うための恋物語。動じに、世界を滅ぼす想いの記録――。 -
にゃみちゃん乙.......。
サクヤもまさかこんな扱いかよ.....。
来夏ルートは期待していたけど、こういう展開で持ってくるとは予想外。
いずれにしてもかなり物語を動かしてきましたが、まだ8月。
あと半年以上もあるのにこの鬱展開でもつかなあ......。
-
前巻までの、まったり展開で世界滅亡まで何巻かかるんだ?と
思っていたら、今回は怒濤の死にまくり展開。 -
未購入