鋼殻のレギオス 4 コンフィデンシャル・コール (富士見ファンタジア文庫 あ 1-1-4)
- KADOKAWA(富士見書房) (2006年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829118719
作品紹介・あらすじ
二人は出会った。それはあらかじめ決められていたことかのように-。「ヴォルフシュテイン、この程度か?」少年は囁くように言う。「サリンバン教導傭兵団…」剄の力を加速的に飛躍させる違法酒密輸事件を捜査していたツェルニ都市警察とレイフォンは、偽造学生証を保持した集団に遭遇する。その中に、少年-ハイアがいた。グレンダンが誇る最強傭兵集団の三代目団長であるという彼がなぜここに?さらに違反酒捜査の手はツェルニの生徒にまで及び、それがいくつもの運命のいたずらを引き起こすことになる…。最強学園ファンタジー、第四弾。
感想・レビュー・書評
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シャーニッドの過去に所属していた小隊の話。
報われない恋愛関係がもつれて妄執に繋がる。
それでもそれぞれが思う事には正解も間違いもないのかもしれない。
その行動も責任もすべて自分のものなのだから。
ハイアと廃貴族が現れたおかげでレイフォンにも変化が訪れる。
そしてレイフォン側の恋愛模様も荒れ始めるのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シャーニッドの出番が多くて歓喜。
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今回は、シャーニットの過去がどんなものかが、詳しく書いてあった本だと思います。
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思いの他シャーニッドが掘り下げて描かれていて
読んでいて面白かった。
新しいキャラも複数出てきたし、今後に期待が持てる。
以下ネタバレ。
廃貴族という設定は面白いと感じた。
このまま学園に留まっているなら次刊以降で色々と
問題を引き起こすことになるのだろう。
シェーナのキャラは中々好き。
うまくいっていた頃の三人を思うと、少し切なくなる。
ハイアの登場でレイフォンの過去もまた少し掘り下げられた。
刀使いという設定だが、
自分への罰、大切なものを穢したくないからこそ
刀を使うのを封じる、という気持ちはわかる気がする。
確かに刀と剣は似て非なるものだし、熟練した使い手であればあるほど
その違いは大きくなるのかもしれない。
ところで作者は、多少なりとも武道の心得がある人なんですかね?
全然ご本人様についてよく知らないです。
武芸者サイドの苦悩や本心の吐露が要所要所にあるけれども
これがご自身の経験に少なからず裏打ちされたものだとすれば
面白いし今後とも期待大なのだが。 -
来ました過去の複雑な恋愛事情!私は自分の恋に興味はありませんが他人の恋愛ならばたとえフィクションであっても大好きです!!ややこしい関係だとなお良いですね。ディンは前第十小隊隊長のことが好きで、ダルシェナはディンのことが好きで、シャーニッドはダルシェナのことが好き・・・。主人公そっちのけで盛り上がっていたな。レイフォンは鈍感だからかリーリンの存在があるからか周りの自分に対する視線の意味に気付かないし、ここで今回のシャーニッドたちの話が来たのはタイミング的にもばっちりだった。ハイアたち「サリンバン教導傭兵団」や「廃貴族」などの今後も気になるが、とりあえずは今度の色恋?で満足した。
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レギオスの4巻です。シャーニッドの過去がここでようやく判明しました。いつもの飄々とした性格とは裏腹に、かなり大きなものを背負っていたようです。また、廃貴族についても結構わかってきました。あとはレイフォンvsハイアはこの巻の1番の注目点だと思います。
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今回はシャーニッドを中心に,昔の仲間,ディンとダルシェナとの関係を描く.また,サリンバン教導傭兵団や廃貴族など,今後,物語の重要なポイントになりそう.
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アニメ化ライトノベルです。
アニメ第1話を見て原作に着手です(笑)
頂点まで上り詰めた主人公の挫折から、新たな人生を歩もうとする姿をえがいた学園物。
主人公の挫折が最初ちょっと伝わり難くて違和感があったけど話が進むにつれてじんわりと判ってきました。
周りが女の子ばかりってのは・・・作者の趣味でしょうか(^-^;
アニメのほうは最初意味不明(だから余計に原作に手を出しちゃったんだけど)原作読んで時系列がちょっと整理されました。
ていうか・・アニメストーリー欲張りすぎかも・・・。 -
シャーニッドの過去。破られる法律。
廃貴族とは?
一番好きな話。シェーナがいいね。