スクラップド・プリンセス 捨て猫王女の前奏曲 (富士見ファンタジア文庫 88-2 スクラップド・プリンセス)
- KADOKAWA(富士見書房) (1999年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829128732
作品紹介・あらすじ
面倒臭がり屋のシャノンといつも幸せ顔のラクウェル。2人には血の繋がらない妹・パシフィカがいた。パシフィカは、黙っていれば可愛いが、口を開けば憎まれ口ばかりの女の子だ。3人は兄姉妹としてそれなりに平和で呑気な日々を送っていた。しかし、彼らの静かな日常は父の死で一変する。パシフィカが刺客に襲われたのだ。いったい何故?彼女にどんな秘密が隠されているというのか。シャノンとラクウェルは、大切な妹を守るため、刺客と戦う決意をするが-。「ドラゴンズ・ウィル」でデビューした榊一郎が描く、新たなハートフルファンタジー、ここに開幕。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
義理の妹を守るために兄姉が奮闘する物語
5000回以上の実績がある託宣で世界を滅ぼすと言われた姫「パシフィカ」は赤ん坊の頃に親友に密かに預けられ、14年の歳月が経過し、親父が死んだことから物語は大きく動き出す。
兄「シャノン」、姉「ラクウェル」は両親に鍛えられていただけあって、かなりの強者ではあるが一騎当千というわけではないが、相手が本腰ではないからなんとかなっている感じだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ全部読みました!榊さん、安定感有ります。面白い!
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「信じる」甘く切ない行為。
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生きていてはいけない王女と、それを守る姉妹という設定からして素敵です。物語が進むにつれての風呂敷の広げ方が半端ない!
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「世界を滅ぼす猛毒」と呼ばれ、赤子のうちに闇に葬り去られた「廃棄王女」のパシフィカは、血が繋がっていない兄・シャノン、姉・ラクウェルと共に養父の下で幸せに暮らしていた。しかしある日突然養父が死に、それを機に彼女の世界は一変してしまい…。『ステプリ』シリーズ第1巻。
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この作者さん「うにゅ」って言わせるの好きですなぁ・・・<br>
てことでまたもうにゅうにゃ喋る女の子が出ております。<br>
しかもその少女、実は・・・?<br>
とまぁベタな、ライトファンタジー小説。<br>
全編通して見ると絶対重い話になるとは思うんだけど、分冊して考えると(登場人物のノリも相まって)とてもライト。<br>
暇な時にボケーっと読むといいかも。<br>
または一気に読んで物語に埋没するのもいいかもしれない、さぁ、どうしようか?<楽しい -
全巻所持
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廃棄王女様御一行の旅立ち前夜祭り。3人のメインキャラはそれぞれがしっかりと持ち味を所有しているので中々読んでて面白いものです。アニメ化されるだけはあります。しっかりと心情を書いてるのは凄いなぁと普通に感心します。