アリアンロッド・サガ(2) ワンダリング・プリンセス (富士見ファンタジア文庫 や 4-1-2)
- 富士見書房 (2009年7月18日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829134252
作品紹介・あらすじ
地下牢で捕まっていたアルの前に、牢獄という薄汚い場所にはまるで似つかわしくない清楚なローブに身を包んだ人物が立っていた。赤竜王国レイウォール第二王女・ピアニィその人である。「一緒にここを出ませんか?」初対面の信用ならない囚人相手に協力を仰ぐという、普通ではありえない話を持ちかけるピアニィ。王女らしからぬ発言にアルは戸惑いつつも、二人で牢獄から脱出するが…。古き日の師匠との約束、魔族との戦い、暗躍する謎の組織バルムンク-。王家の陰謀から戦乱へと巻き込まれていく剣豪アルと王女ピアニィの行く先に待ち受けるものとは-。
感想・レビュー・書評
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アリアンロッド・サガ(無印)リプレイ 第1弾「戦乱のプリンセス」の小説化・・・のはずが、アルとピアニィの出会いと例の騎士叙勲を除けば、ほぼオリジナルの展開。
本作のテーマである「仲間」。
アルの「約束」を守ろうとするその動機と「仲間」を信じるという成長とともに、リプレイでは描ききれなかったミッシングリンクが紡がれていきます。
今回、アルのお師匠テオドールと双剣に関する謎の一部が明らかになります。
そして、暗躍するバルムンクと魔族。
物語はいよいよリプレイとリンクしながら進んでいきます。
また、あとがき及び本文中にもありましたが、DM連載時のお話は、前巻と本作品の間に位置するようです。
これら短編も、まとまり次第読んでみたいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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