火の国、風の国物語8 孤影落日 (富士見ファンタジア文庫 し 1-1-8)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 141
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829134610

作品紹介・あらすじ

「…地獄に落ちることなんて、考える必要はなかったんだ」ダルム城砦をディレニア軍の手から奪還するため、出撃の準備を整えるジェレイドは自嘲し、四ヶ月前の出来事を思い出していた。ボルネリア領における反乱が真に終わったときのことを-。自ら民を率いて起こした反乱で犠牲となった者たち、そして託された想い。そのときに自分は知ってしまった-すべての民を救うことなど不可能だということを。ならば自分に付いてきてくれる者だけでも救えれば…。たとえそれが偽善や独善と呼ばれようとも。堕ちていく者が力を望み、天に向かって叫んだとき、脳裏に直接響く声が聞こえた…。急展開する物語の先に待つ未来とは-。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    物語が新たな段階へと歩みを進めたな。
    中心は反乱軍がボルネリア侯爵を討ち果たし、ボルネリア領を統治するに至るまでの物語だったけど、エピローグで大きな変化が発生した。
    アレスは実力的にはともかく、なんだかんだいっても依存していた存在がいなくなり、再起できるのかどうかが次巻以降の見所の1つだ。
    フィリップはアレスと同じ力を手にした事で何をしでかすかが全くわからないな。ロクなことにならないと思う。
    ジェレイドはフィリップという不確定な存在がどのような影響を与えるかな

  • 今までもある昔話で盛り上げて最後の方で話が進む展開

    しゃべればしゃべるほど好感度が下がるアレス
    アレスは戦う理由を外部に依存してたからヘタレるのは納得できるが・・
    パンドラの助言があったにせよあれだけの人殺しといて未だにその精神力だったのか
    パンドラ現れる以前の英才教育を受けて姫を守ろうとしたアレスは見る影もない

  • 今回も昔話が中心
     反乱の初期
      行き成り出てきた女性騎士
      忘れていた斧持った騎士
      太った伯爵の最後

     そして突然の精霊との別れ
      新たなる契約者登場
     
     そしてヘタレなアレス君

  • 読了 4/18

    ジェレイドのターン!
    でも、アレスには衝撃の展開があったりして・・・・・・
    アレスに起きた出来事の方が印象的かも。
    アレスとミーアが2人で夜を共にする。
    その裏でのミーアの思惑が女の子だな~と思ってしまう。
    ミーア可愛いよw
    終盤でアレスの身に起こる出来事は驚きです。

  • 反乱軍の過去ストーリ。ジェレイドの非情ぶりが良い。

  • 8巻は戦いも一旦終息して今までの外伝みたいなものと思いながら読み進めてゆくと思いもかけず第七章でこういう結末になろうとは。。まさかパンドラとの契約が・・・!次回の巻がまた楽しみになってきた。

  • 最後の驚愕の展開は話として納得出来ても、アルスの心情の表現方法に不満が残る。

  • 2009/11/20
    うーむ、半分以上が昔話、、もとい
    反乱軍がどうやって大きくなったかの回想話がほとんど
    メインのストーリーはあまりページをさけなかったせいか
    少ないページで結構話が進み、次からどうなるんだ?と
    期待させる終わり方。次巻は来年春らしい。

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著者プロフィール

第2回富士見ヤングミステリー大賞〈準入選作〉「タクティカル・ジャッジメント」でデビュー。代表作に「火の国、風の国物語」や「僕と彼女のゲーム戦争」(電撃文庫)などがある。

「2020年 『人生∞周目の精霊使い 無限の歴史で修行した元・凡人は世界を覆す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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