生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2010年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829134986
作品紹介・あらすじ
「反吐が出る。生徒会がキライだ。碧陽学園が大キライだ」私立碧陽学園生徒会-そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、その楽園が形成されるまでの道のりは、苦難に満ちていた。かつて、碧陽学園に存在した闇…金、権力、暴力を手に、すべてを覆いつくさんとする深い闇。それを打破した人物とは-!?たまにはシリアスもいいじゃない、ファンタジア文庫だもの。と、思いきや。デレないツンデレ・凶暴アイドル・微妙超能力者・BL美少年と行く、奇想天外ぶらり湯けむらない京都の旅(つまり修学旅行)も収録。そして、なぜ真冬は表紙でスク水なのか。夢か幻か読者サービスか、その謎に迫る!…ってことはいつも通りか。
感想・レビュー・書評
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今回は今までの生徒会シリーズの中で一番面白いと思った。
杉崎のかっこいいとろだけじゃなくて、今までの話ではよくわからなかった巡の考え方や気もちがよくわかった。
しかし杉崎は相手の性格に合わせて聞き方を変えて自分が聞きたいことを言い出させることができてすごいなーと思う。
過去の生徒会や、真冬のゲーム部の話も少しでてきて生徒会シリーズの魅力が深まった。
「アイツ自分がマジでアイドルだってこと、大事なとこで自覚してねぇんだよなぁ、ホント。あいつに限ってとは思うけど……変な男とかに絡まれてなきゃいいけど……あぁ。
ああ、もう、考えてたらどんどん心配になってきた!一年の時の失踪騒ぎみたいに、無事でいてくれればいいんだけど……。でもなぁ……失踪するってことは、逆に精神的に弱ってるってことだろうし……ああ、どっちにしても心配だ……ああ……
ああ、神様。舞妓さんにうかれていてすいませんでした。俺は舞妓さんと遊べなくてもいいんで、どうか、どうか、あいつが無事でいてくれますように。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何をどう突っ込んだらいいやら・・・帯のアオリ文句は購入後に気付きました。
電車とかの移動中には、このままでは読めませんね(笑)透明でないブックカバー必須です。
ちなみに、ゲーマーズでの購入特典では、真冬の白スクバージョンのカバーが貰えました。もちろん架け替える勇気はありませんが。
ドラゴンマガジン掲載の3本(+付録1本)と書き下ろし4本で構成。
表紙のスク水真冬の謎は、書き下ろしで明らかになります。
単なる読者サービスじゃないんだ・・・
結局、生徒会シリーズって、真冬ちゃんの79ページからのセリフで表現できるんだ。と言う発見は、価値があったような気がします。 -
まず一言出版社様に申し上げたいことがあります。
「買いづらいわ!!」
私、三省堂書店で買ったのですが、表紙が女の子のスク水の絵です。女性店員のレジに出したときなんて、羞恥プレイだと思いました。だから、amazon.co.jpで買った方がいいと思います。
内容ですが、ツンデレを深く愛する私としては深夏の登場シーンが少なくて残念です。ただし、全体的に笑いのある構成は相変わらずですね。というより、笑いしかないですね。 -
今回もよい安定感。ピンナップもいい仕事してます。黙示録の方は生徒会以外のメンバーも際立っていいですね。個人的には日記を読む話が好きですね。あのドS姉さんがツッコむことしか出来ないなんて…副会長、恐ろしい子!あ、占いしおりは受けでした。
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盛り上げる最初から、サービスショット? と
疑わずにはいられない最後まで。
受験生が本気にしたらどうする!? な
ことわざの意味がw
最初の方は突っ込みが入れられましたが
最後の方になってくると、そうですね、と
頷いてしまいそうな自分がいます。
しかしすごかったのは修学旅行。
この鈍感具合のデート状態も面白いですが
一番の押し(?)は寝台列車かと!
全員の声が聞こえるほどの列車って
どれくらいのものなのでしょう?
そして即席にしても出来過ぎている話!
落ちとしては、根本を忘れている事、でしょうか?
一番の驚きは、今現在の生徒会ができるまで。
そんな落ちとは…。
一応その可能性も考えはしましたが、実は! とか
そういう落ちを考えてしまっていたというのに…。
とりあえず、策士策に溺れる、というのは
こういう状態でしょうか? -
表紙は真冬×スク水。
『ドラゴンマガジン』進出にまつわる生徒会室での会議が2話、会長のお言葉が1話、2年B組の修学旅行での話が3話、そのほか、10年前の生徒会の日記にまつわる話と、スク水姿の真冬ちゃんをゲーム部の部室まで導く話が収録されています。
修学旅行の話は、いつも以上にギャグが冴え渡っている気がします。とくに最後、これまで不憫なポジションに置かれていた巡のターンがあったのがよかったです。一番不憫な守はあいかわらずの扱いですが。 -
漫才の台本みたいで笑えます。そんな中にも心温まる話などもあっておもしろいです。絵は萌えですがほのぼのとしたおススメシリーズ。メインストーリーでは名前しか出てきていない人物やクラスにも焦点があたる番外編集です。
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タイトル*生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3
作者*葵せきな
出版社*ファンタジア文庫
「反吐が出る。生徒会がキライだ。碧陽学園が大キライだ」
私立碧陽学園生徒会__そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、その楽園が形成されるまでの道のりは、苦難に満ちていた。かつて、碧陽学園に存在した闇……金、権力、暴力を手に、すべてを覆いつくさんとする深い闇。それを打破した人物とは__!?
たまにはシリアスもいいじゃない、ファンタジア文庫だもの
と、思いきや。デレないツンデレ・凶暴アイドル・微妙超能力者・BL美少年と行く、奇想天外ぶらり湯けむらない京都の旅(つまり修学旅行)も収録。そして、なぜ真冬は表紙でスク水なのか。夢か幻か読者サービスか、その謎に迫る!……ってことはいつも通りか! -
☆3
ツッコミが冴えるねー -
やっぱ宇宙姉弟いいな。特に守が扱い酷過ぎでw
個人的には「始まる生徒会」が気に入った。というより、10年前の生徒会長に萌えた(´∀`*)
あとは「忍ぶ生徒会」。スネカジリと大佐の連携が完璧。