SH@PPLE ―しゃっぷる―(9) (富士見ファンタジア文庫 た 3-1-9)

著者 : 竹岡葉月

• 富士見書房 (2010年5月20日発売)

作品紹介・あらすじ

はじまりは、僕・淡谷雪国のひとめ惚れ。ヅラをかぶってシュミーズはいて、姉の舞ちゃんになりすました、ドキドキの入れ替わり女子校ライフ!それは全部ぜーんぶ、一駿河さんのため。だけど"あの"ダンスパーティーのあと、僕はもとの学校へ戻り、古葉さんと付き合うことに…。どうして、どうしてこうなった?答えは出ないまま、高校受験がはじまる。卒業まではあと少し。一駿河さんの、古葉さんの、舞ちゃんの、そして僕の…それぞれの想いは、掛け違えたボタンのようにちぐはぐで。だけど。だけど!いくら回り道をしても、僕と舞ちゃんとみんなで、最後はきっと笑えるはずなんだ。♂♀入れ替わりラブコメ、ファイナル。

感想・レビュー・書評

[min2flyさんの感想 · 2010年5月26日]

2010 5/25読了。WonderGooで購入。
淡谷姉弟の入れ替わり物語、シリーズ完結編。
メインである雪国と蜜の話よりも何よりも、古葉さんのメールの話が一番印象に残っている。
すべて書いて、夢もかなえて、きっと一番いい女になれるよ。

[F.keyさんの感想 · 2010年5月21日]

完結。鳥子さんが切ないなぁ…このラストは予想できたから仕方ないんだろうけど。後日談では少し報われてる感じでよかった。全体的に楽しく読めた青春ラブコメでした。お疲れ様でした。

[psycheNさんの感想 · 2018年12月2日]

男女双子入れ替わりラブコメシリーズ最終巻。最近は、こういう「一度自分を好きだっていう女の子とつきあってみたけど……」路線がはやりなのかっという苦しみが……ありますが、いろいろと決着付けましたね。あんなに一人で我慢する必要ないと思うんだよね～。まだ中学生でしょ？＞蜜ちゃん。もっと甘えていいんだよ？そういう環境じゃなくしていた、親が悪いよなー、これは。子供に甘えすぎです。
元々私は、このシリーズは、SECのために読んでいたようなところがあるので、そこがなんとかなればそれでよいのです。モテキングになってよかったね？絵柄こそ萌えキャラですが、中身はけっこう誠実ならぶこめです。女子にもおすすめ。

[二次元研究所さんの感想 · 2011年11月28日]

9784829135259 　270ｐ　2010・5・25　初版

[kainさんの感想 · 2011年8月29日]

別々の学校に通っている　姉弟の双子がいます。
ある日　弟は姉の学校に通う女の子に恋をします。
姉は学校生活に疲れていたので、二人は入れ替わって　お互いの学校に暫らく通う事にしたのですが ・ ・ ・

表紙を見て ただの｢萌えラノベ」だと思っていた自分が恥ずかしいです。
後半は燃えますよ！

著者プロフィール

1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。主な著作に「谷中びんづめカフェ竹善」シリーズ(集英社)、『蒼井葉留の正しい日本語』『横濱妖精探偵社』『恋するアクアリウム。』(KADOKAWA）など。描かれる人間関係や作品世界のあたたかな雰囲気は、多くの読者に支持されている。

「2023年 『犬飼いちゃんと猫飼い先生２ お友達から卒業しますか？』 で使われていた紹介文から引用しています。」