夏海紗音と不思議な世界2 (富士見ファンタジア文庫 な 1-1-2)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 89
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829135266

作品紹介・あらすじ

「夏海紗音って、誰?」クラスメイトの瀬戸さんに呼び出されて何の脈絡もなく発せられたその言葉に僕の思考は一瞬で吹き飛ばされた。紗音と別れ、僕の中で崩壊した世界観を立て直し、平凡な高校生として平凡な毎日に適応し始めたはずなのに。この世界では誰も知らないはずの彼女の名前を、なんで瀬戸さんが知ってるんだ!?しかも事件はそれだけじゃ終わらなかった。混乱して家に帰り、寝てしまった僕は聞き覚えのある声で目を覚ました。「あ。起きた。ハロー!」心臓が止まりそうになった。嘘だろ?とりあえずこれだけは言わせてくれ、また会えたな、紗音。

感想・レビュー・書評

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  • どうにも御都合主義な感じが強すぎるような気がする。
    戦闘シーンがある割には怪我したりする描写が少ないので緊張感に欠けるのが原因か。
    一連の黒幕は死んだと思っていたあのキャラだったが、不死になってしまったし、どうにも起承転結の承で止まってしまった印象が強い。

  • 9784829135266 313p 2010・5・25 初版

  • 前回はラピュタっぽいと思ったが、あとがきから想像するにどうやら江戸時代の物語とアリスをもとにしていたみたいです。今回はパイレーツオブカリビアンかなってちょっと思ったけどまあそんな風にツッコミを入れていくとなんだかいただけない感じがするのでこれからはやめます。どこかで近年の名作の感じを狙っているのか自然にやっているのかまだ判断つけづらい。

    例え話でひろってくる比喩の語彙の豊富さとかが結構好みで、それがどんな状態なのかを考えると面白かったりします。クライマックスいなっていくとどんどん二人の関係がすすんでいくタイプの話なのかな?王道ものなだけに展開が被ったと言う可能性も。もう少し話が発展してもっと自分の中で見たことない物語があったときにこの文体だと味が出てくるんじゃないかなと思います。

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