H+P(8) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫 か 5-1-8)
- 富士見書房 (2010年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829135952
作品紹介・あらすじ
「はうぅぅ…。そんなに撫で回すなんて恥ずかしいのだ」寝ぼけたまま、何気なくシーツに手を滑らせてみた神来恭太郎は、甘えたような声を聞いて血の気が引いた。シーツの中に、カルタギア帝国の幼女帝カリギュラが、スク水姿でもぐり込んでいたのだ!そんなふうに、最近はトレクワーズ王国から拉致して来た恭太郎にカリギュラが迫りまくる日々だが、あんまり彼はなびかない。カリギュラは「なかなかうまくゆかぬのだ…」と悩んでいた。ある日、彼女はお世継ぎづくりの教育係として、大陸で最も高名な人物を招くことにした!それはまさかの-ピコル師匠!?王仕さまを巡る悩ましい闘いが、さらにヒートアップする。
感想・レビュー・書評
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カルタギア帝国の幼女帝カリギュラと、すっかり仲良くなった恭太郎ですが、9歳の彼女とお世継ぎ作りは絶対にNG。ところがカリギュラは、その日のためにそなえて、お世継ぎ作りの勉強をすることを決め、トレクワーズからピコル師匠を招聘します。
この機に乗じて、ユフィナたちはピコル師匠の弟子として帝国内に潜入し、恭太郎を救出する作戦を練ります。こうして、恭太郎とカリギュラは、ユフィナ、レイシア、エリス、そしてアスピア将軍と田舎娘のサンチャを交えて、ピコル師匠のエッチな授業を受けることになります。
カリギュラの信頼を得ながらも、恭太郎はユフィナたちとともに脱出を図りますが、アスピア将軍に見破られてしまいます。
最後の展開が駆け足になってしまって、恭太郎とカリギュラの心情が、ちょっとあっさり片付けられすぎのように感じました。いかにもライトノベルらしいヤマ場なので、少し残念です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784829135952 293p 2010・12・25 初版