異国迷路のクロワーゼ Le cahier d’ Yune (富士見ファンタジア文庫 た 9-1-1)
- 富士見書房 (2011年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829136621
作品紹介・あらすじ
「大切な思い出がいっぱい、です」19世紀末フランス、パリ。近代化の波に取り残された小さな商店街・「ロアの歩廊」、その一角にある鉄工芸品店「ロアの看板店」で働く日本人の少女・湯音。フランス語に不慣れな湯音は、ある日曇った窓ガラスに文字の練習をしていた。それを見た店主の少年クロードは毎日起こったことを綴れるようにと、一冊の日記帳を贈る。クロードや彼の祖父オスカーとの生活の中で、異なる文化に戸惑いながらもひたむきに乗り越えていく湯音の優しい出逢いの物語。TVアニメにもなったドラゴンコミックスエイジの大人気コミックスが、原作の雰囲気を忠実に再現してノベライズで登場。
感想・レビュー・書評
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アニメから先に知ったクロワーゼですが、ノベル版も良いですね。
物語の世界観を楽しんで読むと(ちょっと悲しいお話もありますが)幸せな気持ちになります 。
それからコミックも買ったりしていました。
コミック版に出てくるSDキャラの湯音ちゃんは超キュートで萌です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
要作品知識(といっても、漫画読んだ事があれば問題なし。アニメは見てないんでわからない)。
優しい気持ちになれる、原作の雰囲気が壊れていない感じのノベライズで、愉しめました。 -
アニメを見ていたので
ノベライズも読んでみた。
内容としては番外編で
本編知らずにいきなり読むのは辛そう。
でも知っていれば楽しめると思う。
今まで読んだノベライズの中でも
結構いい方に入るかな… -
アニメから入りましたが、文章だとそれぞれの内面がより深く分かる気がして、温かみよりも切なさの方が強く感じられました。ただ最後の終章でイメージしてた優しい雰囲気があってよかったです。汐音絡みの過去の話はアニメでもやるんだろうか。そっちへの期待も高まりました。
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原作かアニメを見てからでないとおすすめ出来ないと思う。読んでて湯音の健気さと無垢さにハラハラした。単純に原作のノベライズも読みたいと思った。