新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上 (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2012年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829138182
作品紹介・あらすじ
私立碧陽学園生徒会室-そこは選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園…だった。少なくとも去年までは。前生徒会メンバー桜野くりむ、紅葉知弦が卒業し、椎名姉妹が転校した碧陽学園。三年生となった杉崎鍵は、新生徒会の活動初日、誰ひとり生徒会室に来ない中で美少女新役員四人に向けて、満面の笑みで叫ぶ。「全面戦争と行こうかぁっ、新生徒会」これは碧陽学園新生徒会メンバーの、愛すべき日常が始まるまでの記録の一端であり、ひとりの少年の奮闘記でもある。「生徒会の一存」アフターストーリー始動。
感想・レビュー・書評
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違うタイトルなら、評価も違ったかも。なんというか、企業編みたいなシリアスなお話を前面に持って来ました、な感じです。旧生徒会メンバーがそれぞれ重い物をしょっていましたが、それを2冊に圧縮・展開しようとしているのが原因かと。
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あれ。生徒会の面白さどこいった?
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「生徒会の一存」シリーズの続編。くりむと知弦さんが卒業し、椎名姉妹が転校したあと、新年度の生徒会で奮闘する杉崎の活躍を描いています。
新たな生徒会メンバーに選ばれたのは、人気投票で杉崎を抑えてトップ当選をかっさらっていった転校生・西園寺つくし、なぜか優良枠の権利を行使して生徒会入りを果たした水無瀬流南、極度の学校嫌いの日守東子(ひのもり・とうこ)、そして妙に明るさを振りまくもけっして内面を見せようとしない火神北斗(かがみ・ほくと)の4人です。
杉崎の新たなハーレムの始まりかと思いきや、杉崎以外のメンバーたちは生徒会室にやってきません。杉崎は、前シリーズのヒロインたちから元気をもらい、新聞部部長となった風見めいくの協力も仰いで、4人のメンバーたちのもとに日参し、彼女たちを生徒会に引っ張り込もうと奔走します。上巻で攻略対象となるのは、天性のドジっ娘のつくしと、父の入院で進路に迷いの生じている流南の2人です。
あいかわらずのテンションが心地良く感じます。 -
生徒会の一存シリーズの後日談を書いたスピンオフ作品の上巻。
杉崎の新ハーレム生徒会への勧誘を描く。
このシリーズはやっぱりギャグ全開で行ってほしかったかな。
変にシリアスな展開に持っていくとちょっと面白味がない。
生徒会シリーズの最後の方はギャグが読めてつまらなかったが、今回はキレがない。
やっぽり杉崎はツッコミでこそ生きるかな。
最後の引きはちょっと気になるけど、下巻を買うかどうか悩ましい。 -
タイトル*新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録上
作者*葵せきな
出版社*ファンタジア文庫
私立碧陽学園生徒会室——そこは選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園……だった。少なくとも去年までは。
前生徒会メンバー桜野くりむ、紅葉知弦が卒業し、椎名姉妹が転校した碧陽学園。三年生となった杉崎鍵は、新生徒会の活動初日、誰ひとり生徒会室に来ない中で美少女新役員四人に向けて、満面の笑みで叫ぶ。
「全面戦争と行こうかぁっ、新生徒会ぃぃぃぃいいいいいい!」
これは碧陽学園新生徒会メンバーの、愛すべき日常が始まるまでの記録の一端であり、ひとりの少年の奮闘記でもある。
「生徒会の一存」アフターストーリー始動! ただいまっ! -
2013/9/20読了。
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生徒会シリーズの後日談
次の代の生徒会をまとめるため、杉崎が悪戦苦闘する話。今までのシリーズでいうと、シリアスパートが続く感じ。
後編まで読んだ上で前編の感想を述べると、前編はギャグぽく見える。新会長さんの体質のせいもあると思うが、最後の一人かわインパクトあるせいだとも思う。
シリーズの最後の方の雰囲気よりはこっちの方が良かった -
終わったんじゃないのかよ.
かいちょーと知弦さんが卒業して椎名姉妹が転校して.
新生徒会ということで,その次の年の話だそうですよ.
三年生になった杉崎.
そして新生徒会.
みたいな?
えーと,
なんて言えばいいのかな.
生徒会の一存シリーズのアフターストーリーってことなんだけど
後日談的なのは最終巻の最後に10頁くらいでいいんだよ.
それかいきなりGWの出来事の後日談だったり.
いやー,終わった終わったー.
途中失速したけどシリーズ通して面白かったんじゃない?
え?続いてるの?
みたいなっ.