勇者リンの伝説 Lv.1 この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。 (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2013年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829138472
作品紹介・あらすじ
ユースタシア学園-そこは大陸を跋扈するモンスターを駆逐するために設立された"冒険者育成機関"である。夏休み。勇者課程の落ちこぼれのリンと、勇者になりたい伝記士課程の少年・カイに出された宿題は、5つのクエストへの挑戦とその伝記の提出だった。しかし、STEP1「仲間を集めよう!」で揃ったのは、マッチョなニート戦士-「遊ぶことこそが生きるための生業であるという、その辛さがお前に分かるか!」と、ドSな巨乳召喚士-「この寄生虫が!」の二人で…!?これは、新進気鋭な魅力で溢れる勇者パーティーが繰り広げる冒険の日々をまとめた(愉快な)伝説の記録である。
感想・レビュー・書評
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冒険者学校で勇者になりたかったけど伝記師になってもた主人公と、
まったく勇者適性のないポンコツヒロインの話。
これといってええとこなかった。機内やなかったら途中で挫折してたやろな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライオンの口から出てきたアイテムにより
自分の課がきまる。
で、目的以外を引いてしまった主人公と
大当たりした幼馴染、という状態。
これはもう、ギャグでなかったらシリアス一直線です。
むしろ何を悲観したらいいのか、と聞きたいですが
そうも言っていられないのが幼馴染。
純粋無垢と言えば素晴らしいですが…手がかかる?
羨んでる暇もない、お得な性格ですw
集めた仲間は個性的すぎるわ
主人公はある意味残念だわ。
これはこのまま突っ走っても大丈夫ですか? と
慌ててしまいそうな顔ぶれです。
特に…ニート。
そして召喚された人達…。
人が全員家族(?)なのが、恐ろしい…。
魔物とは何か、という命題に行き当たっていますが
受け流すか、疑問に思うか、はまたそれぞれ…。
まさか、これもまた卒業の~とか言いませんよね? -
笑えるという評判を聞いて購入。大爆笑とまではいかなかったが、楽しめた。よく言えば個性的な、悪く言えば扱いにくい、癖のある勇者達4人の珍道中。ぽっぽこぴーな能天気勇者リン、ツッコミ役をこなすカイ、筋肉質なニートのジル、異世界の一般人を召喚する能力をもつニーナが旅をする。ボケ倒しとツッコミの会話が結構な割合で含まれていた。
ちょいと含まれたシリアス分は深く考えちゃいけないところだ。 -
予想外に面白いです。JRPGのお約束をギャグ風にするとこうなるのですね。続きが楽しみです。
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ギャグありファンタジーということで楽しみだったのだが、想像以上にギャグ比率が多かった……。
ギャグは確かに好みだったが、もう少しシリアスも欲しかったところ。
変化球なストーリーは嫌いじゃない。でもやはりギャグが強過ぎる。。 -
ハイテンションなノリで楽しめました。リンは時々ネジが外れてるけど基本いい娘です。まぁこんな勇者もアリかもね。ニーナの召喚は普通に便利だと思った。しかし主戦力が伝記士ってすごいパーティだなー。今後はがっつりしたバトル展開あるのかしら?あってもカイがツッコミまくりでグダって終わりそうな気もするが。まぁそれはそれで楽しいか(ぇ
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ファンタジア大賞 金賞受賞作
いやいや、MFJらしいギャグファンタジ…
あれ?ファンタジア??
まあ、最近のファンタジアならこんなもんとも思えますが、
なんかやっぱり感覚的にファンタジアっぽくないと、
特に前半なんかは感じてしまいます。
でも面白かったですねー。
なんつーかギャグセンスも下品なネタに寄りすぎずよかったです。
ストーリーも意外な着地点で高評価。
前半の強引さとかちょっとした違和感も、
読み終わる頃には気にならなくなってました。
ただちょっと心配なのは、
これ2巻書いて面白くできるのでしょうか?
後半の流れを1巻でやってしまって、
2巻以降どうするのかが心配であり、楽しみでもあります。