フルメタル・パニック! アナザー5 (富士見ファンタジア文庫)
- KADOKAWA/富士見書房 (2013年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829138564
作品紹介・あらすじ
社長のマオがテロで倒れ、民間軍事会社D.O.M.S.は激しく揺れ動く。姿を見せぬ新首脳陣、経営方針の大転換に残されたアデリーナたちは戸惑いと苛立ちを隠せない。会社を離れた市之瀬達哉もまた、陣代高校の卒業を間近に控え、自分自身の道に迷っていた。やっと戻ってきた日常にもかかわらず、彼の心を支配するのは拭いきれぬ違和感ばかり。周囲とズレていく思考、埋められない家族や友人との差異。そして、仲間から突きつけられた厳しい選択-。苦悩と逡巡の末、達哉が下した大きな決断とは!?-。
感想・レビュー・書評
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「ここが、分水嶺なのだ。」という本編中に登場する一言が今回の本質を端的に表しているように思いました。これまで何となく状況に流されるようにしてD.O.M.S.に身を置きASを駆っていた達哉が、テロリストの凶行によりメリッサが倒れたことを切っ掛けに自分が進む方向性に改めて向きあう今回です。彼が下した大きな決断に、物語自身も大きく動き出した感じがしますね。今後の展開が楽しみです。
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ライトノベル
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続、ピンチ状態。
せやけど、ヘタレの主人公にやや根性がついた話。
次あたりで、ぼちぼちロックでガッツな展開になってくれることを期待するわ。 -
個人的にこの作品の苦手な部分の、ラノベ的というかアニメ的な雰囲気が今回は少し薄くなっていて楽しめた。でも菊乃のキャラクターって、あそこまでエキセントリックにする必要があるのかなぁ・・・。
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転、主人公が腹をくくり、完全に学園モノから外れた巻。
それと、菊乃さんをどうしていいか分からないw -
転の巻。
まあ、作者が耐え切れなくなった、というべきか。
正当な続編ゆえの宿命、といえばそうかも。
・・・MSV的な展開が好きだっただけにそこがなぁ。
個人的観点からはバトルものから戦争ものへの転換なので、
まあ、様子見。 -
今回のフルメタは、とくに派手な戦闘がない代わりに内面的なことが多かったですね。
ブレイズ・レイヴンが全然動いてなかったので少し残念でしたが、DOMSを取り戻すための戦いが早く読みたいですね。 -
後書きにもあるが、大きな転機の章。心理面の深掘り不足な感はあるが、うまくまとまっててきちんと入り込んで読める出来にはなっていた。
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マオ社長がテロに遭ったところからそのまま続き。
TT って彼女だよねぇセガールは彼だし。出てこないのかな。
13年前の調布の…ってあれかなぁ。
次の巻がいよいよ楽しみだ。