大伝説の勇者の伝説13 昼寝と団子と王様と (角川ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 128
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829138571

作品紹介・あらすじ

「そのまま怯えて、震えてろよ、神ども。俺がおまえらを皆殺しにして、全部ぶっ壊してやる」-そう言って、"寂しがりの悪魔"はまた、この世界を壊す、宣言をした。もう一匹の悪魔を体内に宿すルシル・エリスに、魔眼保持者の王・エーネを殺された事で、暴走するティーア。そんな状況を制止したのは、"生きているべきでない亡霊"だった-。そして1年間限定でただの人間へと戻ったライナとシオンは、フェリスと共についに始まりの地-ローランドに降り立つ!神なんか知るかと叫び、世界なんて興味ないと怒鳴り続ける、ニンゲンたちのファンタジー・イノヴェーション。

感想・レビュー・書評

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  • ライナにとっては平穏じゃないんだろうけど、昔ながらの平和な雰囲気多めの巻で、前向きでよかった。
    黒目のティーアが好きなので、これも、まあ彼としては複雑だろうけれど、よかったねえ。
    女神と悪魔と勇者と司祭の関係がだいぶグチャグチャな記憶になっているので、とりあえず神不干渉ってずいぶん生きやすく、みんな随分とひどい操られ方をしていたんだなあという再認識。

  •  冒頭から、すごかった。前回のラストで、ルシルがやらかしにきたと思えば今度はリューラが・・

     いつもと違って、初期のほのぼのした楽しい旅の物語が思い出されるいい話でした。シオンとフェリスとライナの3人はやっぱりいいなと特に思える。

     あとがきでは、表紙についての暗黙の了解があることについて書かれていましたが、それを考えると今回の表紙は納得の一言でした。

     次回が楽しみであり、他のシリーズも楽しみです

  • 冒頭からライナとリューラには泣かされた。
    その後、フェリスがライナの赤目に気付くシーンも、フェリスがライナのことを良く見ていることがわかり、良いシーンだった。
    中盤以降はまったり。
    スフェルイエット、ローランド、ガスタークの各々が交渉をしようと動き出す。
    面白くなるのは次回かな。
    <<寂しがりの悪魔>>の片割れ同士はどうなるのか?毒を打たれたフェリスはどうなるのか?
    姿を見せないフロワードは?ミルクはどこ?

  • 相変わらず、すごい所で終わっておりますが、話自体はほとんど進んでいないと思う……。前巻までの怒涛の展開に比べたら、少し速度が緩んだ感じ。
    ただ、ライナとシオンとフェリスの三人組が好きで、あのくっだらない漫才を苦笑しつつも受け入れてしまっていた人には、もう、たまらない巻だったと思う。

  • 2013/02/20
    ⇒中古待ち

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著者プロフィール

「武官弁護士エル・ウィン」でデビュー。「伝説の勇者の伝説」は第4回龍皇杯獲得作品。その他作品は、「いつか天魔の黒ウサギ」「黙示録アリス」「終わりのセラフ」(漫画原作)など。

「2017年 『大伝説の勇者の伝説17 団子娘の出す答え 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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