バーガント反英雄譚2 泣けない皇帝と剣聖少女 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 54
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829138946

作品紹介・あらすじ

そんな実力はカケラもないのに、隣国で行われる「剣定」の王国代表メンバーに選ばれてしまったシュン。だが、かの国にはシュンの姉で武器商人のモニカによる陰謀の手が迫っていて……。落ちこぼれ英雄譚、第2巻!

感想・レビュー・書評

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  • 剣定に行く話。
    相変わらず、いまいち使えやん武器やった。

  • 早くも戦闘力がインフレしてます。

  • 八街歩先生による、ファンタジーシリーズの第2巻です。

    今回は第1巻でも触れられた皇国で行われる「騎士剣定」に参加するお話です。
    といっても騎士剣定での戦いは殆ど行われずに、皇国で巻き起こった陰謀に主人公たちが巻き込まれます。
    主人公のシュンくんのナチュラル女たらしっぷりが遺憾なく発揮されていて、それでこそライトノベルの主人公だよねという感じです。
    そしておそらくラスボスであるところのモニカ姉が登場。悪役として「信じられるのは金だけ」というようなラスボスは珍しいかなと思いますが、なかなか頭が切れそうな感じで、シュンくんの能力が覚醒して力押しだけでは勝てなさそうなですね。
    そして今回はシュンくんと一緒に暮らしている4姉妹たちを始めとして主人公チームの面々がチームワークが存分に発揮されています。それぞれが十分に活躍していて戦闘シーンもそれぞれに面白く読むことができました。普通に騎士剣定に参加して個別に戦いを行うよりも、チーム戦でみんなの特長をうまく掛けあわせてより大きなパワーを発揮するというほうがワクワクしますよね。
    今後は戦いを望む騎士様たちやモニカ一派との戦いが進んでいくと思いますが、ソフィーたちはもちろんのこと、いろいろな人達が活躍してくれると嬉しいです。

    さらに歴戦の騎士であれば、ソフィーたちが魔王の血筋であることがわかることが今巻で明らかになりました。今後は彼女たちの出生の秘密がバレるかどうかや、未だに語られていない両親の死など様々な物語のキーが準備されいて今後の展開がどうなるのか楽しみです。

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著者プロフィール

2003年「オラが村ぁ平和 ‐世界の願いの集う場所‐」で第15回ファンタジア長編小説大賞で努力賞を受賞。代表作に「バーガント反英雄譚」シリーズがある。

「2017年 『バーサス・フェアリーテイル2 ―バッドエンドな運命のヒロインを救い出せ― 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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