アリアンロッド・サガ・リプレイ(3) 殺意のエトワール (富士見ドラゴンブック 23-23)
- 富士見書房 (2009年9月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145623
作品紹介・あらすじ
時に帝紀八一二年十一月。メルトランド戦役に端を発した戦乱は、拡大の一途を辿っていた。戦火に包まれていくアルディオン大陸。そして、ピアニィと仲間達の国、フェリタニア王国も存亡の危機を迎える。大陸最強の2大国が共同でフェリタニアへ進軍を開始したのだ。果たしてピアニィの選択は!?さらに最強の敵が彼女の前に立ちふさがる。もうひとつの"サガ"…「ブレイク」シリーズのパーティ、ファントムレイダーズが襲撃してきたのだ。壮大な戦記リプレイ、驚愕の大展開。
感想・レビュー・書評
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1話目の展開書き換えもTRPGの妙味で良いが
なんといっても2話目のプレイヤーvsプレイヤーにおける本気度が凄い
数ターンで3時間以上かかるものなのか
いろいろ感服
だがベネットの発言はいろいろぎりぎりだ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4vs4の対人戦、3人のGMというのは壮観。
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6話はストーリー的なものはほとんどないのに熱い。守りが強い方が勝つ…と思ってたのですがこのレベルになると戦略がモノ言いますねーさすが。
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一通り笑って読了。
なんだけど……関連書籍が3冊あって、しかもその内輪ネタで盛り上がられてもついていけないのが残念。
FEARは毎月サプリを出す「売る作戦」に余念が無いけど……みんながFEARのファンなのかしら。ファンじゃない限りついていけないような気がする。
しかしながら、関連書籍読もう、というくらいに面白い。 -
戦乱のプリンセス
単なる響きのいい言葉だったものが、ピアニィのおかげでアルディオン大陸の戦火は拡大の一途を辿る・・・気のせいではないかと思いますよ?
これはプレイヤーの発言がシナリオを大きく超えたからこそ起こる事態なのだが、それもまた、コンピュータRPGにはないTRPG独特の面白さといえましょう。
もっとも、そのおかげで第五話はシナリオ半崩壊・大陸事情も大きく変わりますが・・・
まぁ、変わらないのはピアニィとアルとの婚約話が曲解解釈されて国中に広がりつつあることですか
本巻の期待所はブレイク2巻の出来事で、ピアニィたちフェリタニアパーティーとブレイクのナーシア率いる『ファントムレイダーズ』とのPvPが勃発したかと思えば、次巻はパーティー入れ替えという事態。
さらにはフェリタニア女王自らグラスウェルズに赴くことになることに。
その詳しい内容は、ご自分で読んでもらうとして、今回注目たるプレイヤーの直接対決は・・・高レベルキャラということもあるだろうが、1ラウンドに費やしたページは、解説込みとはいえ驚きの54ページ。下手すれば短編程度の分量です。
(ちなみに、この第六話『ファントムレイダーズ』は全166ページ。1ラウンド戦闘が全体の1/3である)
もっとも会話主体のため余白がある分、通常の小説やライトノベルとの比較にはならないでしょうが、合計3ラウンドの戦闘が実に3時間超えともなれば、その内容は押して知るべきかと。
なお、今回もうひとつの目玉は、とうとうと言うかなんと言うか・・・ベネットが防具を着てしまったことでしょうか?
無印・ルージュと防具なしのイメージが強いだけに、フェリタニア・ブレイクのプレイヤーから総ツッコミ。
それでも、ベネットにいいシーンとかあったりするんですが、やはりココは抑えておかなければ(笑) -
★3つにしたけど、アリアンロッドというシステムが好きなら★4つかも。
プレイヤーからのGMを超えるアイデアをどう捕らえるかというのが前半にあり、
これぞTRPGならではだよなぁ〜と思ったりしました。
アリアンロッド・サガは、3人のGMによって率いられる3グループが同じ世界を遊ぶという大きなシリーズです。
今回とうとうそのうちの2グループが激突。
プレイヤー総数8名という大人数に。
RvRをアリアンロッドでやるとどうなるか、という点では興味深いです。
プロだか趣味人だかのリプレイの取り方も興味深いです(笑) -
帯で完全に「きくたけVS王子」扱いされていて笑いました。