- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146231
作品紹介・あらすじ
「遊んでばかりの浮気男は、悪夢を見て衰弱死する」-恋人である"キャサリン"との関係に明確な答えを出さないヴィンセントは、何かに追いかけられる不気味な夢を見る。街で噂の悪夢なのだろうか?確かに…恋人と同名の美女「キャサリン」から向けられた抗いがたい魅力に心が揺れ動いてしまったヴィンセントは、つい一夜を共にしてしまった。浮気か結婚か、ヴィンセントの苦悩は昼夜を問わず続く。大人のジュブナイル『キャサリン』が、ついにノベライズ。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
パズルシーンはPVでもいいから一度原作の映像を見てみるとすんなりイメージしやすいことだろう。深層心理の反映などは、ペルソナシリーズを生み出した実にアトラスらしいモチーフである。
-
読んでいて冒頭、官能小説かと思ってしまった。冒頭だけだったけど。
ほかのレビューヤーが述べているように、ゲームをプレイしたことが無い人には夢の中の描写が凄く伝わり難いと思う。
でも、ゲームをプレイ済みのわたしにはとてもおもしろかった。
これは著者がプレイした結末の物語なのね。わたしが迎えたエンディングと違って面白かった。
サブキャラのストーリーも追加されていたこともよかった。
終盤はちょっと飛ばし過ぎじゃなかったかな。
30代付近の独身のSEの諸君!読んでみたら面白いかもよ!! -
ドラマパート中心の小説。
謎解きサスペンスというよりも、ゲームの各男性キャラクターの視点、“キャサリン”に翻弄される描写と恋愛・結婚観が中心。
読みやすい文章だった。