かくてアダムの死を禁ず (富士見ミステリー文庫 66-8 夜想譚グリモアリス 1)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.40
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本棚登録 : 103
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829163856

作品紹介・あらすじ

大罪を犯せし者、人界の法にて裁かれざるとき、とこしえの深淵より其はきたるべし-。(何が何でも守ってみせるさ。僕が、必ず…)桃原グループの御曹司・桃原誓護は、妹・祈祝とともに両親の墓所で決意する。憎むべき叔父との対決、そして最愛の妹・いのりを命懸けで守ることを-。しかし、極度のシスコンでナルシストな美少年・誓護には、永遠に隠さねばならない秘密があった…。そんな誓護たちは、対決場所の修道院で不思議な黒い霧に包まれる。そこに突然、教誨師・アコニットと名乗る謎の少女が現れた!!いったいなぜ彼女は現れたのか?彼女の正体は?そして誓護は、無事に妹との平和な暮らしを取り戻せるのか!?海冬レイジが新たに紡ぎ出す、読み出したら止まらないスリリングなネオ幻想奇譚登場。

感想・レビュー・書評

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  • シスコン主人公の頭脳戦が強いシリーズ

  • うーん、キャラがいまいち魅力的に感じず、
    セリフ回しも好みではなかったです。
    ファンタジー推理小説?って感じなのか分からないけど、ファンタジー感も事件解決もどっちも不完全燃焼感でした。
    1らしいけど、今後アコニットがもう少し愛着がわくようになったら面白くなるのかも。

  • 親が死んだ修道院にて、叔父を待って
    話をつけるだけ、だった。
    それが突如、空間の閉じた世界に。

    ある意味、密室状態? で、昔起こった殺人犯を探す事に。
    手掛かりは、見えた映像と推理力のみ。
    確かに、不思議な力を使えるのが前提なら
    まだるっこしいやり方です。

    とりあえず、主人公のシスコンっぷりが素晴らしい。
    妹がかかるとチート状態です。
    普通ならば…まぁ普通の人、やも?
    最後の人物落ちにびっくりですが、あれが偽物なら
    確かに本物がいるはずで…。
    2時間ドラマもびっくり、の展開です。

    ちょっと、説明文というか淡々というか
    読んでいて飽きてくる感じです。

  •  ファンタジー小説ではあるが、ちょっとした推理ものでもある作品であり、独特の世界観とキャラクター達が特徴である。
     中でも主人公のある特徴が読んでいて面白いww 個人的には一番のお気に入り小説である。

  • 設定が地獄少女みたいですが、
    あっちのように罪を地獄に流すではなく、
    探偵ミステリーものになってるのがワナです。

  • やっと!ついに!!レイジさんの新連載!!!どれだけ待ったか…今回のはバクトとはこれまた違った雰囲気で素敵です。ファンタジー入ってます。主人公のシスコンっぷりに惚れました。笑

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