- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829201732
感想・レビュー・書評
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口だけ番長はお好きではないのね。
この世の中、この国の政治、教育、ろくでもないことばかりで、参った参った、困った困った言ってても、じゃあ実際それを変えるために何か行動を起こすかとなると、みんなそう簡単にはできなくて、仕方ないよね…と言いつつ困ってる。
選挙にすらまともに行かないしね。
ある意味みんな「のんき」なのである。
のんきに困って、のんきに命を危うくしてる。
柔らかい口調だけど、そういうのに嫌気がさしてるのがひしひしと伝わってきます。
ご自分は行動起こされて、学校は作るわ、雑誌は作るわ、こうして本も出すわどんどん変えるための手立てをうってますからね。
だからこそ、言いたくなるんでしょうね、のんきねと。
柔らかいけどきっぱりとした口調で。
しかしまあ、大正時代から、この国の教育ではダメだと言われ続けているのね…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古い本だが、今でも気付かされることばかりが書かれている。
日々の生活の中で取り入れてほしい言葉で溢れている。今ではあまり使われていない言葉も多少使われているが理解するのには全く問題なし。 -
-弱きがゆえに謙遜な子供たちは、私たちのよいことも悪いことも、実によく吸収されてゆくからです-
自由学園創始者であり「婦人の友」を創刊した人、というから、この方が、どれほど、日々思索し、行動して生きた人かということがわかると思います。当たり前のこと、同じような話も、本当に地に根を張った人から出る言葉は、素直に受け止めることができるのでは?結婚生活を始めようとする人に向けての選書。日曜日に教会に行って説教を聞くように、時々、この本を開くと良いと思います。