- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829209745
作品紹介・あらすじ
読者から大きな反響と共感が寄せられた『老~い、どん!』から3年。待望の続編!
90歳目前となった樋口恵子さん。
人生の終いも見据えた言葉の数々は「たとえヨタヘロしながらでも、
前向きにおおらかに進みたい」というシニア世代に勇気を与えてくれます。
読者からの人生相談のほか、盟友・坂東眞理子さん(昭和女子大学理事長)
との対談「ヨタヘロ期のたしなみ」も収録。
大いに笑ってうなずいて、元気がわいてくる1冊です。
感想・レビュー・書評
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著者の樋口恵子氏は1932年生まれだ、たいしたもんだ。著者は本書の中でいろいろと素晴らしい主張をされているし介護の考え方や女性の老後の生活に言及している。それらの考え方は仰せの通りだ。
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女性を応援している樋口さん、歳をとる事は大変だということがつくづく感じられました。もう歳だから…と思わずいろんなことをやり始めてみたいと思いました。
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『#老〜い、どん! どっこい生きてる90歳』
ほぼ日書評 Day601
齢90歳を数える著者の最新エッセイ集。
平均寿命、男性より女性が6歳ほど長いが、健康寿命でみると、女の方がヨタヘロ(健康でなくなってから)期間が3年も長い。
一般に、歳とってからコミュニティに入りたがらないと言われる男の方が、ゴルフやラジオ体操等、体を動かしているからではないかという。
さらに、85歳くらいになる頃、夫に先立たれると、食事の作りがいを失って、栄養失調になる女性が多い。著者も知らず知らずのうちに食が細り、内臓の悪性腫瘍を疑われたこともあるという。
70代は老いの華。周りからは老人扱いされるようになるが、90になってみると70代はいくらでも「働けた(※動けた、ではなく)時代」だという。
「交通事故で死ぬ年寄りが、毎年3000人くらい。お風呂の溺死はそれより1000人多いんです。さらにそれより1000人多いのが、高齢者の転落死」これは気をつけたい。
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樋口恵子さん、講演を聞いたことがあり、堂々とした先輩の姿が印象的だった。どんな老後を送られているのか、話題の本を読んでみた。
上野千鶴子さんと共に、行動するインテリフェミニストとしてインプットされている。
正岡子規の妹の、年をとってからもアクティブだった話、まさしく樋口さんそのものだ。 -
これからの人生について、もう少し具体的に考えようと思った。
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