21世紀のエア・パワー: 日本の安全保障を考える

制作 : 石津 朋之  ウィリアムソン マーレー 
  • 芙蓉書房出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829503843

作品紹介・あらすじ

エア・パワー発展の歴史から、日本の安全保障に与えてきた影響、21世紀におけるエア・パワーの役割と日本の国家戦略まで、グローバルな視点で多角的に分析した論文集。アメリカ、イギリス、イスラエル、韓国の専門家と、志方俊之氏をはじめとする日本の安全保障・軍事問題の論客が共同執筆。前著『シリーズ軍事力の本質①エア・パワー』を深化させた内容

感想・レビュー・書評

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  • エアパワーの歴史、意義と将来、各国のエアパワーについて。

    統合時代の軍事組織において、軍種を超えたそれぞれのパワーについて、何ができ、何ができないのかについて知ることは必須である。特にエアパワーに関しては、湾岸戦争以来、一部でエアパワー万能論も唱えられていたところであるが、他軍種の人間、統合部隊の指揮官及び幕僚、空軍種の人間がエアパワーを正しく認識することが、エアパワーを戦勝の獲得に活用できることにつながる。
    難点は、外国研究者による論考の一部の和訳がひどいのと、冷戦後かつ中国の台頭がまだなかった(予測されてはいたが)ころに出版されたため、全体的に高度のエアパワー及び対抗手段を有する非欧米国家の存在をあまり想定せず、非対称なエアパワーの行使を前提にしているところ。

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