みらくるのーとん~5年目のはじまり~ (プラチナ文庫 アリス)

著者 : 斉藤伊里

• プランタン出版 (2009年7月10日発売)

作品紹介・あらすじ

Hな願いならなんでも叶えてくれるノートの"のーとん"と明は恋人同士。五年目の記念日を迎えてもラブラブ続行中。相変わらず脳内エロまみれなのーとんは、食事中でも外でも次から次へとHないたずらを仕掛けてくる。いじめられても変な格好をさせられても気持ちよくなっちゃうのは、のーとんだから。だけど、そんな二人の仲を揺るがす事件が!?大人気ゲーム「みらくるのーとん」がH満載オリジナルストーリーで遂にノベライズ化!ゲーム登場キャラも総出演!袋とじは豪華イラスト集を収録。

感想・レビュー・書評

[電々さんの感想 · 2014年10月20日]

同名ＢＬゲーム内「のーとんルート」の後日談シナリオです。
えっちで可愛くてかるーいノリが素晴らしいんですが、さらに今回大本命の「のーとんエンド後」との事で喜び勇んで購入。

個人的に…道中萌えたけど、エンディングは気に食わなかったです。

記憶喪失系は好きだけど、これじゃあ忘れた明も再会したのーとんもなんだか可哀相…。

別れ際の明がひたすら可哀相で可愛かっただけに、なんだかなーという気分。結局前後で明は別人になったような気がして、なんだかモゾモゾしました。

「これから新しい思い出を作っていけばいいよね☆」ってのは、まあ記憶喪失パターンでよくある展開で王道は私も大好きです。

でもさ、でも、ふとした事故でのーとんとキスしちゃってどぎまぎしてた明も、響と仮契約してのーとんの事気にしてた明も、そんでもって、のーとんがノート型に戻っちゃって泣き出しそうだった明も、のーとんに「契約者とはこういう事しないんだけど、明は特別」って言われて真っ赤になってた明も、もう何処にもいないんだよ！！？

そんなたった一度の、けれどあまりに複数の、偶数に偶数が沢山折り重なった経験という名の土台の上に、あの明はいたんだよぅ。
それは、選択をちょっと間違えただけで、一時の間違いでセフレの関係になったり、五井と3Pで明が玩具になったり、響と三人で暮らしてたり、とゲームにも強く出てる。

だから、正直にいってこの話はなかった事にして欲しい。だってさー経験ってのは人を形作る大きな要素だと思うんですよー。そういう「二度とない経験を踏んで今を作った明」はもうこの世にいないんだもの…。

それに、ドラマCDの記憶喪失話の明が言ってたみたいに、「お前が俺のこと思い出さなかったら、きっと俺、お前の事責めるだろうからさ」ってのはのーとんにもありそうな気がするんだよなあ。

のーとん絶対つらいだろ…再会してから…。そもそも「ノート型のままでいいから明とずっと一緒にいる」って選択肢を拒んだんだよ、あの子。

のーとんにとっては明は今も昔も「同じ明」なんだろうけど、正直比較しない訳がないと思う。





萌えたけどさー…
私にとっては、明は前後で別人になってしまいました…。

やっぱり、ゲームプレイして、明と一緒に泣いたり怒ったり笑ったり喜んだユーザーとしては、その「経験を一緒にした明」とのーとんに幸せになってもらいたかったです…。


でも泣いてるのーとんは可愛かったよ！
攻の涙って破壊力すごいよね…ハァハァ。



そもそも明が封筒忘れなければこんな事にならなかったんだよね(何も知らない明を責めたくはないけどさ…)。

そして五年とか登録うんぬんとか、のーとんだって記念日は把握してた筈なのに、何故確認しなかったのか？
そもそも本人に手渡す筈の書類を勝手に第三者に渡した役人は処罰されないのか？

あと滅多に手紙なんかこないのーとん星で、明がそれを「重要」と認識しない筈がないのでは(いくら指輪で浮かれてたからって)。
そんな重要そうな手紙なら、棚にしまわずにダイニングテーブルとか目につく場所に置くのが普通なのでは。

あと物を持ち帰れないとかの法則がある割に指輪だけちゃっかり残ってるとか何事よ。



…さっきから文句タラタラですが、そんな疑問が湧き湧きなのも、ひとえにのーとんと明に対する愛故にっすわ。

あとスケスケえっち紐下着より裸エプロンとかの方が大衆受けした気がするよ。
まあもう兄貴だかセージだかで使ったネタな気もするけど。



他は基本的にあまあまで、えっちもあって、明ものーとんも可愛くて、他の人達も出張って来て、満足しましたよ。


でもやっぱり個人的にはこれアナザーエンド扱いにしてもらって、また別なハッピー後日談の小説かドラマCD作ってくださる事希望します。特にドラマCDは激しく希望。
のーとんシリーズは声優も素晴らしいので、是非またドラマＣＤを発売してほしいものです。




私の価値観のせいなんだけど…なかなか簡単には割り切れそうにないなあ(-_-;)

[真仲さんの感想 · 2012年7月4日]

古本屋で見つけたので購入。久しぶりにのーとんのキャラ達に会えて良かったです。
けど最後の展開は意外でした。明がまたのーとんを拾った後の話がもう少しあれば良かったなあ。

[榊さんの感想 · 2012年6月18日]

ゲームプレイ済み。袋とじがすごくて、内容もただのエロエロかと思ったらすごく切なかった。ゲームやっててあの濃ゆい時の流れを知っているから尚更…。響は相変わらずのイケメンでした。響明の小説も…ください

[reito365さんの感想 · 2010年11月14日]

萌えるけどほんの少し切なかったです。もっとラブエロメインかな～…と思っていたので。
コスプレが色々な意味で「うおおお！？」でした。
それにしてもここの文庫の袋とじって素晴らしい…。袋とじもっと増えろ～！
他のキャラのお話も見たくなったｖ

[marisさんの感想 · 2010年3月9日]

人生ではじめて買ったこうゆう本＾＾；

[saki951005さんの感想 · 2009年8月26日]

うん！！

これは萌えの極みだべ☆
おもろいし、切ないし、エロイｗｗ

[saccoさんの感想 · 2009年7月19日]

のーとんと明のお話。
後は、周りのキャラクターもしっかり脇に出てきます。
ほかのキャラクターにも焦点当てた話が出るといいなと願いつつ。

[斧子さんの感想 · 2009年7月16日]

袋とじとかついてる。

内容は版元（フランス書院）に相応しい。