それは初恋すぎるでしょう。 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625705

感想・レビュー・書評

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  • 20年越しの恋が成就する過程がとても読みやすく、両片思いのジレジレが可愛かった!!
    ミチの彼女の千鶴の格好良さに感服。
    ホント、2人も千鶴が身を切って背中押したんだから幸せ突き進めーーーー!

  • 高校時代、正反対なタイプなのにふとしたきっかけで仲良くなって、それがどんどんのっぴきならない恋愛感情だと自覚するまでそう時間はかからなかった。
    …なのに、なのにですよ!! そのままお互いうっすら両想いバレ(自覚有り)のまま20年とはどういうことだ?!
    お話はこの20年後のふたりからスタートですが、いくら何でも時間経ち過ぎじゃないのかな…20年たって初めて気付いた恋心ならまだしも。20年前から自覚あったのに、その後もずーっと精神的に一番近いとこにいたのに…。
    もっと早くどうにかなってれば、色んな女の人巻き込まずに済んだのにね。それが一番ひどいよ。ふたりともそこんところ無自覚だけどさ…
    そして満を持してのエロなんですが、なんか色気なかったなぁ…
    恐ろしく個人的見解かもしれませんが、今さら感が生み出したと思われる、親とか兄弟のエロをウッカリ見ちゃったみたいな妙な居心地の悪さがありました。
    長年の両片想いならすごく萌えるけど、最初からすでに両想いバレバレてなんかつまらん…
    爽やかな表紙は素敵だったし、設定じたいがそんなに悪いわけじゃないとは思うのだけど、単純に好みの問題かな…

  • ドキドキキュンキュン。2人のつながりがいいわあ。千鶴かっこいい。千鶴も幸せになってほしい。

  • 「看護師の認識は正しくなった」というフレーズに大いに感動しました!よかったです…

    一番近くにいる人、いてほしい人に対する、自覚なしの20年愛。自覚なしというか、まあ何となく想いは自覚してたのかもしれないけれど、相手は男だし、互いに彼女だっているし、20年も経って今さらだし!みたいな感覚に陥っちゃってる、阿川とミチ。
    気心知れた相手が、実は自分にとってどんな存在であったのかということが、それぞれの仕事や恋愛の節目から明白になっていく様子が二人の暮らしぶりをとおしてテンポよく描かれていて、とても面白かったです。

    阿川もミチも相手を大切な存在であることは高校の時から何となくわかっていたけれど、それ以上踏み込むきっかけもなく35歳になってやっと仕事でのステップアップや結婚など考えることで大事なものが見えてきたわけですね…男同士の友情なのかそれとも恋愛なのか、独占したい気持ちの大きさ、嫉妬心から気付いていきます。
    男二人のモダモダだけならほんわかだけど、ここに彼女問題が絡むとかなりシビアな展開。
    でもそのせいで微笑ましくもちょっぴり辛口で、印象に残る話になっています。

    エロ的にはイイ歳でありながらの初体験、というのが初々しくてよかったです。意外にとても萌えました。
    ウノハナセンセのイラストもぴったりでした。

  • 高校生からの同級生。

    20年お互い好きだったのに、それに気づいてるのに、お互いが今さらだろうとおもっちゃってる二人。
    本当に本当に可愛いです!
    最初はぐずついてんじゃないわよ!と思ったのですが
    高校時代のお話とか読んじゃうと
    うーん、仕方がないか…と。
    その頃から初恋こじらせてるんですもん
    もう患ってると言ってもいいほどですよ
    そして、思いが通じてからの二人もたまりません。
    わたわたしてて可愛いわ、オタオタしてて可愛いわ、ジタバタしてて可愛いわ。
    とにかく35歳が二人して可愛いお話です。

    そのお互いの思いを確認するのが病院からのタクシーの中なんだけども
    タクシーの運ちゃんの心中お察しします、というか、羨ましいぜw

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著者プロフィール

花川戸菖蒲 Ayame Hanakawado
ハッと気がついたら今日が平成最後です。平成ラストの仕事がハニー文庫。……記念? 記念になるのかな?

「2019年 『獣王と失われた王女の秘密愛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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