溺愛凶神さま、土蔵に監禁さるる (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829626085

作品紹介・あらすじ

思いきり甘やかされるがよい

神さまから見放され没落した松末家。
進学費用を自分で工面する破目になった跡取り息子の桂衛は、消えた白蛇さまを探しに裏山の祠へ…。
そうして、しきたりに則って土蔵に監禁したのは、赤い髪に緋色の着物…獣じみた、だがとても男前の神、尽壽だった。
桂衛だけの神さま――人恋しがりの尽壽に身も心もゆるゆるにされてしまう桂衛。
ところがひょっこり白蛇さまが戻ってきて……。

感想・レビュー・書評

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  • 何で桂衛ばかり...。と、読んでいて辛くなる本。読むのを辞めようかと本気で考えるほど。でも、心からいい方向に進んで。と願いながら、読み進めた。色々あったけれど、寂しいと感じていた桂衛と尽壽が「自分達の居場所」を見つけられたのなら、よかったと思う。言い合いながらも、それすら楽しそうだし。

  • 監禁したり監禁されたりでよし君はさびしい、を知って尽壽がさびしかったことを理解。どうしようもない親の元に育ってしまったよし君だけど、これからは尽壽が甘やかしてくれるね!二人も幸せになるといいけど、白蛇さまも新しい家でちゃんとお祀りしてもらえるといいなぁ。

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