「もう一度、奪って」: 千夜の愛を王子は貪る (ティアラ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666937

作品紹介・あらすじ

虜囚となったセラフィーナ姫の眼前にいる敵国の王子は、かつて自分に仕えながらも純潔を捧げた使用人。以前と別人のような冷たさ。変わらないのは銀の髪、精悍な顔立ち、熱い眼差し。今も私はあなたが好き。彼は……?「あの夜みたいに抱かれたいのか」強引に身体を奪われ高まる葛藤。切ない交わりを重ね、ふと垣間見せる優しさに彼の本心が。ずっと私だけを想い続けてくれたの?

感想・レビュー・書評

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  • こういう文庫では珍しく、最初から子供ができています。けど、それがセラフィーナを芯の強い、大人の女性にしていた感じがしました。

    奴隷と一夜だけ関係を持ったのが大当たりで、それを隠して出産。自分の国を奪った隣国の王エセルバートが自分を手に入れたけど、それをひた隠しにしています。

    ただ、セラフィーナを手に入れたのが、エセルバートでなければ、黙っている気持ちは分かるんですけど、父親なんだから、もうちょっと早く伝えてもよかったんじゃないかなぁって思いました。瞳という決め手もあったんだし。

    と、気になったところはありますけど、不要なHシーンもなく、普通のお話としても読めました。たまにはこれくらいでお話多めでもいいなって思いました。

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