Perfume 敏腕上司と溺れる恋 (オパール文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829684450

作品紹介・あらすじ

ストイックで厳しい上司だと思っていた乃木に
仮の恋人になることを提案された知紗。
「ずっとお前が欲しかった」
二人きりになった途端、雄の気配を纏った彼に甘く囁かれ、胸のときめきが止まらない。
優しいキスが次第に荒々しさを増せば、心が彼を求める。
欲望に滾った剛直で貫かれ、あられもなく乱れて――。
オトナな色香を放つ男に愛され尽くす、嘘から始まる淫らな渇愛。

感想・レビュー・書評

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  • 突如露見した恋人の裏切りをおさめてくれたのは
    苦手な上司。

    いてよかったというべきか、職場で何を? と
    疑問を浮かべるべきなのか。
    始まりもなかなかすごかったですし
    相手の背後(?)もなかなかでした。
    分かりやすく執着している女も出てきてましたし
    ちょっとわちゃわちゃしていたかな? と。

  • 作家買い。自己肯定感も低かった知紗が乃木に鍛えられた自分に自信を持ち、終盤乃木を思って離れる決意をして新天地へと羽ばたく自立した女性なのが良かった。元カレも最初は最悪、と思ったけど知紗への劣等感からの行動で終盤は知紗と乃木のために動いて「憎めない」男。乃木サイドも描かれていて執着しない男乃木の心の変化を感じられた。
    イラストがなー、知紗が幼く見えてイメージに合わなかった。

  • これは元カレが迂闊すぎる。
    その隙をずっと彼女を思い続けてきた上司が見逃す訳もなく。
    仕事と彼女の成長のためとはいえ、厳しく接してきたために、寧ろ彼女には苦手意識を持たれていたところからの追い上げ。
    上司の建前を素直に鵜呑みにしていた彼女は可愛かったけど(上司、めっちゃ公私混同しているけど気付いていない)

    彼が色々立場が難しい位置だし(産業スパイ的立ち位置)外部からの圧力もあって、勿論簡単に結ばれて終わりではない。
    折角想いが通じ合っても、結局離れてしまう二人。
    でもそれが彼女にとって更なる成長に繋がる方向での別離でよかったと思う。
    そして、それを追いかけるヒーロー。
    たまりませんな。

    彼女にちょっかいを出してきた人たち(前述の外部からの圧力の件)を具体的にどうしたのかはちょっと気になる。
    ざまあ展開ではあったようだが、公私混同してまで彼らを追放した彼のやり口を具体的に見てみたかった気がする。

  • 仕事に対しても、相手に対しても誠実な二人。ちょっと驚くような始まりから、エンディングまでとてもよかったです。

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